【50歳からの断捨離®道 】服を処分できない人の言い訳は「痩せたらまた着るかも」「(値段が)高かった」。関係の終わった服は昔のカレみたいなもの。新しい自分になりたければ潔く手放すべし。
服を増やさないコツ、それは〇〇〇〇の数を増やさないこと
「服を増やさないコツ、それはとても簡単です。ハンガーを増やさないこと。総量規制ですね。 一着購入したいなら、先に一着処分する。よく1in 1out と言いますが、断捨離では 1out 1in。出すが先です。空間を作ってから、快く次を迎え入れます。電車でも、エレベーターでも、降りる、出る方が先ですね。それに尽きます。 断捨離の考え方では、服=鮮度やエネルギー。食べ物と同じです。身にまとうものは、新鮮で元気をくれるものを。 そして関係の終わった服=元カレみたいなもの。着ていないのにずるずると所有し続けて手放さないのは、別れた彼のことをひきずっているのと同じなのです。 新しい恋人に出会いたい、つまり新しい自分になりたければ、潔く手放しましょう」
「クローゼットには衣裳ケースを3つ置いてあります。その中をお見せしますね。ひとつ目のケースには、トップスやデニム、パンツといったボトムスをしまってあります」 きちんとたたまれて収納してあるトップス。断捨離の基本的な考えのひとつである〝取り出しやすく・しまいやすく・尚且つ美しい〟は、あらゆるところで実践されている。 「衣裳ケースの上に置いてあるのは帽子と旅行用のボストンバッグです。帽子はひとつしか持っていません」
「2つ目の衣裳ケースには、ベルトや洋服ブラシなどの小物を入れています」 引きだし奥のクリーム色の箱はソーイングセット。なんと小学生のときから愛用しているものだそう。 「竹のスティックは踊り用バチです。『断捨離® 上げ潮太鼓』(※)というのがあり、その練習のときに使うものです」 ※断捨離® 上げ潮太鼓 民謡加賀山流家元 加賀山昭先生の代表作『上げ潮太鼓』とやましたひでこさんが提唱する『断捨離 ® 』のコラボレーション 。モノを捨てる心情を威勢の良い舞踊曲『上げ潮太鼓』に乗せた『断捨離 ® 上げ潮太鼓』として誕生 「ブラシの隣にあるスカーフは服を着るときファンデーションなどがつかないよう、フェイスガードとして使っているものです」