お笑い芸人・チャンカワイ。3歳で300ピースのパズルを完成させた長女は、IQ139でMENSA会員。実体験を重視した子育てのたまもの!?
3歳で300ピースのパズルを完成させていた長女。遊びが“知育”につながっていた!
――長女がIQ139でMENSA会員ということが知られていますが、どのようなきっかけでIQの高さを知ったのですか? チャンカワイ きっかけは、たまたま受けた知能検査なんです。コロナ下でのロケ仕事のために、僕がほぼ毎日のようにPCR検査をしていた時期があったんですね。それで、なるべく家族も感染しないように、長女にも幼稚園に行くのを控えてもらっていたんです。長女が通っている幼稚園が任意登校というのもあったので。 自宅待機のタイミングが年長になってすぐだったこともあり、待機をやめていざ幼稚園に通い始めたら、なかなかまわりの友だちとなじめなくて…。妻がそれを心配して、住んでいる自治体の相談窓口に相談に行ったんですね。 そこで、行動観察や知能検査などをすすめられたので長女も受けてみたんです。すると、コミュニケーション能力がわかる行動観察は一般的な数値だったのですが、知能だけがIQ139と飛び抜けて高かったんです。 そこで施設の方が、「MENSA会員になれますよ」と教えてくれて。MENSAに問い合わせをしてみたら、「入れますよ!」というのですんなり入会。僕たち夫婦も、「入れるもんなら、お願いします」「MENSA入れた、すごいねー」という感じでした。でも後から聞いたら、MENSAに入れるのはIQ130以上で、それに該当する人は本当にわずかな人数みたいですね。 ――それまで、長女の様子でIQが高いことを気づくことはありましたか? チャンカワイ それまではまったく気づいていなかったんですよ。ただ、IQが高いことを知ってから、今までの行動で「なるほど!」と思うことがあったんです。小さいころから、パズルがすごく好きだったのですが、3~4歳のころでも300ピースぐらいのこまかいパズルを普通にやっているんですよ。しかも、だいたいの人はまわりから仕上げていくじゃないですか。そうじゃなくて、いきなり真ん中に置いたり、端に置いたり、場所がバラバラなのに正確に置いていくんですよ。 ちょうどコロナ下ということもあって、ほかのお子さんたちとコミュニケーションを取っていないのもあったと思うんですが、僕たちにとっては初めての子どもなので、それが当たり前じゃないことがわからなかったんですね。だから、二女の成長に合わせて気づいたこともありました。「この年齢だと、アンパンマンのパズルぐらいしかできないものなんだ!」とそこで気づきましたね。 ――長女が小さいころは、パズル以外にどんな遊びをしていましたか? チャンカワイ ブロックや『ピタゴラスイッチ』のように遊べるおもちゃなどを、本人が好きだから与えていました。それがもしかしたら、IQの高さにつながる空間認識能力をはぐくむことにつながっていたのかもしれません。 僕は、娘が生まれたときにおもちゃインストラクターの資格を取得したのですが、これらのおもちゃは単なる“おもちゃ”ではなくて、知育に役に立つものなんだということを、娘を通して実感したんです。まさに、自分が勉強した知識と実体験が結びついた瞬間でした。 長女は、遊びのほかにも、本当にたくさんの習い事をしてきました。スイミングやスケートなどすごくのめり込む習い事もあれば、なかには全然興味を示さなかったものもたくさん。ただ、ほかのママやパパと話していて感じたのは、習い事をやらせてみた数は、うちが飛び抜けて多かったですね。 わが家は、習い事の無料体験をハンターのようにかぎつけるところがあって(笑)。東京に住んでいるからかもしれませんが、無料体験の数が半端ないんですよ。気になる無料体験を片っ端から試していたので、スケジュールはパンパンでした。そして無料体験時期が終わると、本人たちに「やりたいか、やらないか」を決めさせています。 二女も、お姉ちゃんがやっていると「自分もやりたい!」となるので、スイミングなど一緒に通っているものもあります。そのときにも、きちんとやりたいかどうかの意思確認は必ずしています。