新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文2)弾切れを起こさないのが一番大事
先行接種対象者が増えた背景をどう分析する?
毎日新聞:すみません、毎日新聞社の横田と申します。先ほどの先行接種の4万人の関連なんですけれども、当初よりも増えた背景を、大臣としてどういうふうに分析をされているのかというところを1点お伺いしたかったのと、あと先行接種の調査結果、初回の取りまとめ時期の公表とかの、公表頻度をどういうふうに考えていらっしゃるかについてお願いいたします。 河野:先行接種、7週間にわたって日誌を付けていただいたり、あるいは日誌のあと何かあれば報告をしていただくという、若干手間を掛ける調査でありますけれども、それに応じてもいいよという方が4万人も名乗り出てくださったというのは、非常にありがたいと思っております。ただ、マックス2万人対象ということですから、2万人の方に調査をお願いして、残りの2万人の方も先行接種で打っていただくということになります。 最初の何日間かは細かく日誌を付けていただいて、その後は何かあったらという形ではなかったかと思います。これは、厚生省が研究班をつくって調査をするわけでございますので、詳細は研究班にお尋ねをいただきたいと思います。おそらく何かあれば厚労省の審議会などで評価をしたあと、速やかに公表していくことになろうかと思います。 司会:ほかにいかがでしょうか。日経新聞の【アベ 00:29:21】さん。
医療従事者370万人の接種スケジュールを確認したい
日本経済新聞:日経新聞のアベです。医療従事者370万人のスケジュールについて確認したいんですが、先行接種の2回目の接種を終える前に医療従事者、370万人始めるという理解でよいのか。それとその場合、いつごろの時期を見込んでおられるのか、その2点お願いします。 河野:おそらくまず先行接種4万人の接種が、これ、1回目がスタートすると3月の10日が2回目ということになりますので、ワクチンの供給の状況を見ながら、この1500のところへどう入れていくかということを考えていかなければいけないのと、この先行の100のところは今日からワクチンが入り始めますので、1回目打って、余っているところはもう医療従事者に回していただいて構いませんということを申し上げておりますので、そこは、早いところは医療従事者に打っていただくことになろうかと思います。そのあとは供給のスケジュールを見ながらやっていただこうと思っております。 司会:じゃあ続けて。 日本経済新聞:そうすると、場合によっては2月中に始めるというケースも出てくるという理解でいいですか。 河野:それはありうるんじゃないかと思います。そこは、先行接種をまず、1回目をちゃんと打っていただいて、2回目分は取っといていただいて、それでも余りが出るよということなら、医療従事者、始めていただいて構いません。 司会:ほかにいかがでしょうか。産経新聞の【大島 00:31:19】さん。 【書き起こし】新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見 全文3に続く