<センバツ>初出場の啓新、桐蔭学園打線に挑む センバツ第5日見どころ
◇第91回選抜高校野球第5日 (左が一塁側、都道府県名の左は昨秋の成績とチーム打率) 【今大会の全ホームラン】1試合2発 山梨のデスパイネ野村も登場 ○…1回戦…○ ▽第1試合(9時) 明 石 商―国 士 舘 (兵 庫) (東 京) 近畿準優勝 東京優勝 .304 .299 明石商は、昨夏の甲子園を経験した最速145キロの中森と、昨秋の防御率0点台の宮口の両右腕が二枚看板で、投手力では分がある。長打力には欠けるが、昨秋、レギュラー7人が打率3割を超えた国士舘打線がいかに打ち崩すか。 ▽第2試合(11時半) 松山聖陵―大 分 (愛 媛) (大 分) 四国準優勝 九州4強 .330 .306 打力では松山聖陵が優位。四国大会で打率4割1分2厘を記録した1番・大村を起点に、好機を逃さない集中打が光る。大分は昨秋の九州大会3試合を一人で投げ抜いた右腕・長尾が大黒柱。制球力を武器に勝機を引き寄せたい。 ▽第3試合(14時) 啓 新―桐蔭学園 (福 井) (神奈川) 北信越準優勝 関東優勝 .287 .325 昨秋の1試合平均7・21得点の桐蔭学園打線に啓新投手陣が挑む構図。桐蔭学園は13試合で18打点を挙げた3番・森ら中軸が勝負強い。啓新は昨秋23回あまりを投げて自責点ゼロの浦松が抑えで、先発・安積の踏ん張りが欠かせない。