1年に1回の修行です…「月収42万円」39歳サラリーマンの妻、義父のひと言に静かにブチギレ「介護が必要になっても絶対に手伝いません」
義実家との関係が夫婦関係にも大きな影響を与える
今回の帰省では、さらに義父の発言が気に障ったといいます。麻衣さんに向けられた言葉に対して、「そんなこというもんじゃないよ」とたしなめた義父。「男尊女卑の先頭にいくような義父がまさか……」と思っていると、 ――この先、俺は面倒みてもらわないといけないだろ、いつまでも元気でいられるわけじゃないから。今の時代、旦那や親を捨てるようなやつらもいるからね、気を付けないと そう言い終えると豪快に笑う義父。それにつられて、周囲の男性陣もガハハと笑ったといいます。 ――なぜ、要介護になったら、私が世話をすることになっているんですか。私は義父の家政婦じゃありません。介護が必要になっても絶対に手伝いません! 厚生労働省『令和4年国民生活基礎調査』によると、、「要介護者等」からみた続柄をみると、「配偶者」が最も多く22.9%。次いで「同居する子」が16.2%、「別居の家族等」11.8%、「同居する子の配偶者」が5.45%と続きます。また「主な介護者」で「別居の家族等」を性別でみると、女性が71.1%と圧倒的です。確かに義父の発言は実情に沿った話かもしれませんが、配慮がゼロ。麻衣さんが腹をたてるのも当然のことといえるでしょう。 株式会社リライフテクノロジーが20代~50代の既婚の男女を対象に行った『年末年始の義実家問題と夫婦関係への影響』によると、「良好」が5割弱、「適度な関係」が3割弱。「問題あり」が2割強でした。 【義実家との関係性】 とても良好な関係を保っている…15.3% 良好な関係を保っている…31.5% お互いに適度な距離を保っている…29.5% できれば関わりたくない…9.3% 関わりがない…12.5% その他…2.0% また「義実家訪問について、ストレスに感じること」として、最も多かったのが「ストレスに感じることはない」で4割強でしたが、6割は不満を募らせているということ。そのなかで多かったのが「義両親との会話や価値観の違い」で24.0%でした。 さらに「夫婦関係に義実家がどれくらい影響しているか」と「配偶者との関係性」をクロス分析したところ、「まったく影響していない」夫婦の77%が「良好な関係を保っている」という一方で、「かなり影響している」夫婦では「良好な関係」が23.1%まで低下していました。義実家での不満は、そのまま夫婦関係にも影響すること、大なのです。 実家の男性陣に混ざり、大笑いしていた大輔さん。親戚付き合いのため仕方がない部分もあるでしょう。いつも帰省後は「古い考えの人たちだから。ごめんな」と大輔さんはフォローしてくれるとか。それでも限度というものがあります。今回は、相当フォローしてまわらないと、とんでもないことになりそうな予感です。 [参考資料] 厚生労働省『令和4年国民生活基礎調査』 株式会社リライフテクノロジー『年末年始の義実家問題と夫婦関係への影響』
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