DIYの基本。ナメきったプラスネジを回す最短ルートは暴力的でオラオラな方法!?【秘訣はグラインダー+1】
「ネジのアタマが完全になめ切ったボルト」・・・ それが狭いところや小さなネジだったりすると、取り外すのに相当な苦労をするのは間違いない。それならばいっそ、暴力的で効果的な方法で挑んでみるのは如何でしょう? テクニックとしては古いものだけどその効果は絶大ですよ! 【この記事の写真をまとめて見る】DIYの基本。ナメきったプラスネジを回す最短ルート ────────── 【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を活かしてDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい!」というコンセプトで定期的に動画を配信している。 ────────── ※本記事の内容は、執筆者の個人的経験に基づくものであり、解決法には諸説あります。
いつもサンデーメカニックを悩ませる「回らないボルト」
固着したボルトはサンデーメカニックの敵です。その中でも「舐めかけたネジ」はかなりの強敵ですが、「ナメ切ったねじ」なんてもんは遭遇したくないもの。 バイク弄りを長くやっていると、様々な「回らないボルト」と遭遇しては挑み、そして勝利(一部は敗北)を収めてきましたが、不思議なことにまったく同じ状態のボルトには出会いません。 そして今回も、新たな敵との遭遇は唐突でした。 このエンジン。 カバーを外していくと・・・ 何がどうしてこうなった・・・ ぎゃあ! ネジの頭がナメきっとるやんけ~! それは、エンジン下部のオイルポンプのカバーを取り付けるネジ。M5のネジでかかなり小さい。 正常なネジと並べてみるとその違いは一目瞭然。舐めかけどころか、完全に舐め切った状態。ドライバーではなくて、ヤケクソになってインパクトドライバーで引導渡しちゃった状態でしょうかね。 ここまで完全に舐めちゃうと、プラスドライバーなぞ役に立つはずもなく。こうして見ていると、前オーナーの溜息とあきらめ顔が浮かぶようです。てか、対処せずに放置しちゃったのね。気持ちは分かるけども・・・いやしかし。なんとかせねば。