新型コロナ感染者「少しずつ増加」大阪・吉村知事会見11月30日(全文)※冒頭発言のみ
大阪府の吉村洋文知事は30日午後、定例会見を行った。 ※吉村知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年11月30日) ◇ ◇
新型コロナウイルスの感染状況
司会:ただ今から、知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。始めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:今日は3点です。まず1点目ですけども、新型コロナウイルスの感染状況等についてです。日々、報道もされているところでもありますが、これが第7波の状況です。今現在はこの状況です。おおむね1.1倍から1.2倍程度の増加が続いているという状況です。第7波のときのように急激な、大きな波にはなっていないけれども、少しずつ増加しているというような状況です。 全体がそういう状況ですので、陽性率も同じように横ばいから少し増加しているという程度です。これは日々がかなり狭く取ってるのと、これはあと年代別ですけれども、20歳未満のところで、直近数日間で見ると1.0の、横ばいの状況になっているという状況。それ以外は少しずつ増えているという状況です。
病床使用率が急激に上がっている状況ではない
これは新規陽性者の登録状況、登録センター等も踏まえた登録状況です。まず全体の陽性者のうち、発生届が出ている、あるいは登録されている方が全体で82%いらっしゃいます。残りの20%の方は医療機関等で陽性というのが判明したものの、いわゆるリスクが高くない人で、かつ登録もされていないという方が20%程度いらっしゃいます。逆に、医療機関ではないんだけれども、自分で自己検査をして陽性に登録されている方が約20%いらっしゃるという状況です。発生届が出ている、つまりリスクの高い方については13%程度が登録されて、これはHER-SYSで登録されているということになります。その他については、大部分、50%は医療機関等で検査をして、ただ、いわゆる4要件に該当しない、リスクがあんまり高くない方がだいたい50%ぐらいいらっしゃると。そしてその方が陽性者登録センターに登録されているということになります。その傾向ですけれども、傾向そのものは大きくは変わってないと、内訳は大きくは変わってないということになります。 病床使用率ですけれども、重症病床で5.4%、それから軽症、中等症で32%となります。この上がり方についても、そこまで急激には上がってない。新規陽性者数が急激に増えていませんので、そこまで病床使用率も急激に上がっているという状況ではないという現状です。 それから、やはりこれがまだ大きな波にはなっていませんが、何度か申し上げているとおり、やはり大きな波が来る可能性が当然あります。第8波が到来する可能性があります。ですので、その波に備えてぜひやっておいていただきたいというお願いをしている事項としまして、やはり発熱外来が、波が、急激な波が来ると逼迫をしてきます。とりわけ小児であったり、それからやっぱり高齢者の方も逼迫をしてきますので、できるだけ事前にワクチンの接種と、それから検査キットの家庭備蓄、そして解熱剤の家庭備蓄を全世帯の方にお願いをしているところであります。 その中でも小児医療は非常に逼迫しやすいという点もありますので、9歳以下のお子さんについては無償で事前に検査キットを配布するというのを11月の頭から開始しています。これを11月の30日までの申し込みで、本日、終了になります。その実績も含めて報告です。今日の24時までは受け付けておりますので、24時で終了になります。まだの方はぜひ申し込みをしていただきたいと思います。