孤独・孤立連携PFを設置「つながり生まれる社会目指したい」大阪・吉村知事会見11月10日(全文)※冒頭発言のみ
大阪府の吉村洋文知事は10日午後、定例会見を行った。 ※吉村知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2022年11月10日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年11月10日) ◇ ◇
オール大阪で孤独・孤立対策
司会:ただ今から、知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。始めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:私からは5点です。まず1点目です。孤独・孤立対策についてです。このコロナ禍が長引く影響があるということと、その中で、昨今ですが人間関係が非常に希薄になって、誰でも孤独・孤立というのが起こりうるという問題があります。また、それが社会問題化しているところがあります。孤独・孤立というと非常に、概念としては広い概念にはなるんですけども、例えば引きこもり問題、自殺の問題、さまざまな課題の遠因になっている、原因になっているのが、この孤独・孤立というものがある。そういった社会背景がある問題に対して解決をしていこうじゃないかということについてです。 大阪府孤独・孤立公民連携プラットフォームをつくります。そこで対策を練っていくということについてです。これは役所だけでは当然なくて、企業であったりNPO団体の皆さんと、そういった支援機関があります。そこと連携して、オール大阪で孤独・孤立対策をしていこうということです。そこでプラットフォームをつくっていく。それを12月22日に設置いたします。
12月22日の設置当日、孤独・孤立フォーラムを開催
中身ですけれども、体制です。まずは府が事務局になって、府が回しをしていきますけれども、民間の皆さん、それから市町村、そして社協、企業の皆さん、そういった皆さんと連携をしてプラットフォームをつくっていきます。生活困窮者支援であったり、子供、若者の支援であったり、高齢者支援であったり、障害者支援、出所者支援、ホームレス支援、さまざまな支援に取り組んでいる、孤独・孤立に関する課題に取り組んでいる支援団体、民間団体がたくさんありますので、できるだけ間口を広げて、多くの人、多くの団体に参加してもらおうというプラットフォームをつくっていくと。そこでいろんな情報も共有して、孤独・孤立の問題に向き合いましょうということを想定しております。そういったプラットフォームを充実させるために、孤独・孤立に参加しようと、そういった企業、団体の皆さんの参画をお待ちしてますので、申し込みも受け付けております。 大きな仕組みはこういう形で、まず行政として大阪府、国や府の情報を提供する、そして意見交換をする、支援機関とさまざまな好事例の共有をする、分野を越えた横のつながりをやる、イベントなんかを情報共有して一緒にやっていくと。これを民間企業、支援機関、行政、連携してやっていきたいというふうに思っています。そのプラットフォームを12月22日に設置いたします。 まずフォーラムの開催。このプラットフォームを設置するキックオフイベントを開催いたします。孤独・孤立の理解を促進していこうということで、企業、支援機関、その他、関心のある方を広く対象とした孤独・孤立フォーラムを開催いたします。こちらがそのチラシになりますけども、12月22日、この設置を、プラットフォームを設置するその日に開催いたします。1時半から夕方の5時までです。場所はエル・おおさかで、基調講演としまして、元事務次官であられて、内閣官房政策参与、そして津田塾大学の客員教授をされてます村木さんに基調講演をしていただきます。講演の題目は「みんなで考える孤独・孤立について」です。これについて村木さんに基調講演をしていただきます。また、パネルディスカッションを市町村や企業、支援機関等との取り組み等の紹介をしてまいります。