休業要請を全面解除 大阪・吉村知事が会見(全文3完)ゼロリスク目指していない
次の対策の参考にするため
ですので、それだけじゃなくて実効再生産数とかがあとで公表されたら、4月はもうすでに1未満になってるし、K値を分析される中野教授の講義というかお話のやつを見ても、実はもう緊急事態宣言中は、もう下がってるんじゃないかというような意見もあったりして。だからそうなるんであれば、やったことが無駄という意味じゃなくて、これはそのときは分からなかったわけだから、これはみんなの力で抑えたと思いますが、次のときは、やっぱりちゃんとここは分析しないといけないっていうのが僕の問題意識です。その何をお願いするかっていうところの分析をしないといけない。 たぶん何も総括しないでいくと、また今後おそらく大阪でもそうだし東京でもそうだけど、クラスターが出たり、あるいは10人、20人、わーっと出てくるときがあると思うんですけど、そのときにまたみんながうわーっとなって、危ない、全部閉めろというようなことを、また同じことをやるのかっていう、本当にそれをやらなきゃいけないのっていう、今のままでいうとそういう流れになりそうな気がするので、なんとか僕は冷静に分析したいなというふうには思います。 ちょっとリスクはありますけどね、その分析自体も。危ないという、危ないからみんなで、ちょっと20人ぐらい、30人やったらこれを全部抑えよう、前と同じことをしようって言うのは簡単で、そしたら感染症を抑えられると思いますけど、でもさっき言ったこっち側のほうの命っていうのがまた削られることになるので非常に難しいかじ取りだけど、こういうことを言いだすのもなかなか珍しい、気付いてもなかなか言わない人もいるかも分かりませんが、僕はちょっとそこを気付いてるので、ちょっとそこは分析をぜひしてもらいたいなと思ってます。 目的はおっしゃるとおりです。ちょっと話が長くなりましたけど。次の対策をどうするかの参考にしたいということです。対策というか、府民の皆さんや事業者の皆さんにお願いすることの。 司会:よろしいですか。ほかにご質問ある方はいらっしゃいますか。ほかによろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】休業要請を全面解除 大阪・吉村知事が会見