恐怖の毒キノコ“大豊作” 「内臓破壊」「呼吸困難」の恐れ 食べた家族が全員入院も
■きのこ鑑別会では毒キノコが次々
先月、千葉県内の公園ではきのこ観察会が行われました。およそ30人の参加者がキノコを見つけては、どんな種類のキノコかを確認していきます。 公園に入り、すぐの場所には…。 元千葉県立中央博物館研究員 吹春俊光さん 「これね本物の『テングタケ』ですよ。分かりやすい毒キノコですね」 食べると嘔吐や下痢、さらには呼吸困難になる恐れもある恐ろしい毒キノコ。 さらに猛毒があり“殺人キノコ”と呼ばれる「フクロツルタケ」も見つかりました。 吹春さん 「最初、消化器系の中毒が起きて、肝臓・腎臓の数値が悪くなって(その後)死んでしまうという毒を持ってるキノコですね」 長野県で行われたきのこ鑑別会では、市民が持ち寄ったキノコの中に毒キノコが含まれているかどうか衛生指導員がチェック。すると…。 衛生指導員 「『オオキヌハダトマヤタケ』という毒キノコになりますね」 「これはやめといたほうがいいです…毒キノコ扱いになっています」 持ち寄ったキノコの中には呼吸困難を起こしかねない毒キノコが次々と出てきました。 キノコを持ち寄った人 「(全部毒キノコで)全滅です。3種類持ってきて結局ダメ…。鑑定もやってもらったほうが知らないで食べちゃって中毒になるの嫌ですからね。鑑定は毎年やってもらいたいなって思いますけどもね」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年11月14日放送分より)
テレビ朝日