次の役は色気ダダもれ!? 仲野太賀「常に未知のキャラクターに挑める役者でいたいんです」
── 現在31歳。今後、ますます活躍が期待されていますが、ご自身の目標や目指す方向は? また「Web LEON」で必ずする質問ですが“カッコいい大人”とは、どういう人だと思いますか? 仲野 やっぱり“挑戦を続ける人”はカッコいいと思いますね。年齢を重ねると経験値は増えていくと思いますが、それで守りに入るのではなく、常に新しいことに挑戦する人。さらに言えば、自分より若い世代の人たちと活動できる人、世代の垣根を越えて物事に飛び込んでいける精神性を持ち続けられる人。自分自身もそうありたいですよね。 僕は、未知の人と出会ったり、新しい発見をしたりすると、すごくモチベーションが高まる。だから、そういう機会を求めて、旅にもよく出かけます。今年もいろいろな場所に行きました。今後も旅を通して新鮮な体験をして、少しずつでも知らないことを知る努力を続けたい。それが、仕事にもいい刺激をもたらしてくれるんじゃないかと思っています。
持って生まれた色気で勝負!? 新たな男の魅力をお楽しみに
── 新しい挑戦といえば、今回の『峠の我が家』は、岩松了さんと二階堂ふみさんが演じる夫婦の旅館に、仲野さんが旅人として訪れて人間関係が不穏に……という物語で、岩松さんが「仲野さんの男の色気を期待しています」とコメントされています。色気のある男の役作り、何かされていますか? 仲野 いやぁ、何もしてないな。持って生まれたもので勝負ですかね(笑)。確かに、男の色気を出すような役柄は、今まであまりなかったかもしれないですね。でも、これまで岩松さんにいろんなキャラクターを演じさせてもらったので、今回も楽しみにしています。 ── 色気ダダもれの仲野さん! 新たな魅力に期待してもいいでしょうか? 仲野 劇場が色気で溢れるような(笑)。ぜひ、楽しみにしてください! ※掲載商品はすべて税込み価格です
● 仲野太賀(なかの・たいが)
1993年生まれ、東京都出身。2006年に俳優デビュー。2021年に映画『すばらしき世界』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞、2022年にエランドール賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に、舞台『もうがまんできない』、『いのち知らず』、『二度目の夏』、映画『熱のあとに』、『笑いのカイブツ』、TVドラマ「新宿野戦病院」「虎に翼」、「季節のない街」、「いちばんすきな花」など。今後、映画『十一人の賊軍』(11/1公開)、『本心』(11/8公開)も控えている。また、2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、主演の豊臣秀長役を予定している。