使い倒そう、iPhone 16 Pro。押さえておきたい5つのカメラ機能
4K 120fpsで、驚きのスローモーションが作れる
iPhone 16 Proでぜひ撮ってもらいたいのが、4K 120fpsによる動画撮影です。 画像を何枚も重ねた集合体である動画。1秒間の動画に表示できる画像の数を表すのがfps(frame per seconds)です。この数値が高ければ滑らかな映像になるわけですが、4K画質で撮影すると、ヌルヌルと動く綺麗な映像が出来上がります。 特に早い動きの映像なんかでは、その綺麗さがわかるでしょう。ここでぜひ試して欲しいのがスローモーション撮影です。 1秒間に表示できる画像の数が増えるということは、ゆっくりと動画を再生しても、綺麗に映るということです。4K 120fpsでスローモーションを撮ると、とても滑らかな映像になります。 例えばVlogを作る時に、印象的なシーンを少しスローにして目立たせる、なんて使い方ができていいアクセントになります。
オーディオミックスで、動画の音声を聞きやすくする
Appleが、動画の音にも本気を出してきました。 発言者の声が聞こえづらかったり、周囲のノイズが目立っていたり、撮影後にがっかりしてしまうことありますよね。 iPhone 16シリーズから登場した「オーディオミックス」という機能を使えば、撮影後に動画の音声を編集することができるのです。 付与できる効果は、フレーム内の人の声を強調する「フレーム」、話者の声を目立たせる「スタジオ」、そして周囲の音も活かしながら声も聞こえやすくする「シネマティック」の3種類。 クオリティ的にはもう一歩、というところもあるのですが、とにかく声を聞きやすくしてくれる便利な機能です。車の騒音のせいで声が聞こえずらい、そんな時に、ぜひ使ってみてください。 事前に、「カメラ」から「サウンド収録」で、「空間オーディオ」を設定しておきましょう。撮影後に、編集画面から使えるようになります。 音関係でもう一つ紹介しておきたいのが、「風切り音の低減」機能です。風のノイズを除去してくれるこの機能は非常に強力なので、常にオンにしておくといいでしょう。「カメラ」から「サウンド収録」で設定できます。