人気YouTuberと“茶番ドロー”のメイウェザーに「わざとKOしなかった」と疑惑の陰謀説が浮上
「お金が入ったら誰が本当の勝者かわかる」 メイウェザーは、そうまくしたてた。 ショータイムがPPVで中継した試合の視聴価格は49.99ドル(約5400円)と世界戦並み。報道によるとメイウェザーは1000万ドル(約10億9000万円)が保証されPPVの売り上げの50%が加わり、ポールは25万ドル(約2700万円)でPPV売り上げの10%がファイトマネー。今回の視聴件数がいくらだったかは、まだ明らかになっていないが、メイウェザーは戦前に「5000万ドル(約55億円)から1億ドル(約109億円)の間を稼ぐだろう」と豪語していた。「オレは合法の銀行強盗だ」との言葉は大げさではない。 陰謀説が流れようと、“素人YouTuber”からダウンも奪えず5階級制覇、50戦無敗の名声に傷ついても、たった24分間の「ショー」で1億ドルが手に入るのならば笑っていられる。 ちなみにメイウェザーは、現役復帰については「絶対にない」と改めて断言。そして3戦目のエキシビションマッチについても「やらないだろう」と否定的なコメントを残した。 メイウェザーは総合格闘技団体「RIZIN」を窓口に延期されている格闘イベント「MEGA」とエキシビションマッチで出場する契約を結んでおり、ポールとの再戦、あるいは、リングサイドで騒ぎまくり、試合後、「勝ったのは兄だ」とSNS上に投稿して炎上した実弟で、ボクシング技術は「兄より上」とされているジェイク・ポール(24)との対戦プランも噂に上っている。