「既婚者合コンにハマってます!」体の関係は求めない「50代主婦」が夢中になった「合コン」の闇とは
配偶者以外の異性との交流の場のひとつとして「既婚者合コン」の人気が陰りを見せない。 この記事の他の画像を見る 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう語る。 「サークル的に『既婚者合コン』を主催している会社もあれば、既婚者専用の『マッチングアプリ』も多数あります。一昔前までは、浮気や体の関係を目的とした交流がメインのため、一般的には敬遠されていました。 ですが、最近では、そういったことを目的とせず、食事やお茶をして、数時間を『息抜き』として楽しんでいらっしゃる方が増えているのも事実です。とはいえ、既婚者です。トラブルが起こりうることも想定しておくべきですね」 今回、取材に応じてくれたのは山木リサコさん(仮名51歳主婦・子供アリ)だ。 セミロングヘアの似合う小柄で愛らしい顔立ちの彼女は、すでに4社の既婚者合コンに参加しているという。 「初めて参加した既婚者合コンは、ネットでヒットした『A社』が主催したものです。最初こそ緊張しっぱなしでしたが、飲食が始まると、学生時代の合コンのようで……不倫をしたいわけではありませんが、夫以外の男性ともワイワイ飲みながらお喋りする楽しみを知ってしまいました」 A社の合コンは、男女15人ずつの計30人。参加条件は40歳~59歳の男女だ。ネットで申し込みをし、当日は受付でマイナンバーカートや免許証などの身分証を提示することが義務付けられている。 「合コンの流れは、男女各3名のテーブル席が5卓あり、30分ごとに男性陣が横のテーブルにずれていくというシステムでした。男性の参加費が1万円に対し、女性は1000円。 食事はサラダやフライドポテト、から揚げといったシンプルなものですが、ソフトドリンクもアルコールも飲み放題だという。1000円の参加費でかなりの元がとれるのも事実。
「男性は公務員や民間企業のサラリーマン、起業家などバラエティに富んでいましたね。参加者男性の多くは社交性があり、男性同士でも仲良くなれるタイプ人が多かった印象です。 恋愛よりも、異業種交流や人脈を広げるといったことに重きを置いている感じで、フランクに話ができてとても楽しかったんです。 初回の既婚者合コンがあまりにも楽しかったため、合コンで知り合った女性とも連絡先を交換し、『今度は別の会社の合コンに行こう』と、2人で他の既婚者合コンにも行くようになりました」 くったくなく話すリサコさんだが、ご家族は知っているのだろうか?