毎日のランチは「ベーカリー」で購入したパンです。同僚から「ぜいたくだね」と言われたのですが、一般的なべーカリーの利用頻度はどのくらいなのでしょうか?
パン好きな人にとって、こだわりの焼きたてパンが食べられるベーカリーショップがランチに欠かせないこともあります。 今回は、平日のランチでベーカリーを利用する頻度について調査してみました。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
一般的なベーカリーの頻度とは?
ベーカリーで作られている焼きたてのパンは、ラインナップが豊富です。マイボイスコム株式会社のパンに関するアンケート調査では、ほぼ毎日パンを食べている人は15%前後ですので、ランチにベーカリーを利用している人も含まれているでしょう。 ここでは、一般的なベーカリーの利用頻度を紹介しましょう。ぜひご自身の利用状況と照らし合わせて考えてみてください。 ■ベーカリーの利用状況 ベーカリーの利用状況について、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する中小企業ビジネス支援サイト、J-Net21が1000人を対象にした市場調査データを参考に、利用頻度を図表1にまとめました。 図表1
出典:独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-Net21「ベーカリーショップ(2023年版)市場調査データ」より筆者作成 月に1回以上利用する人の割合は58.2%ですが、毎日ベーカリーを利用している人は全体の1.1%とわずかです。 ■ベーカリーにかける費用 一方で、ベーカリーを利用するときの1回あたりの予算は図表2の通りです。 図表2
出典:独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-Net21「ベーカリーショップ(2023年版)市場調査データ」より筆者作成 48.2%と約半数の人が、ベーカリーの利用1回にかける費用を500円~1000円未満と回答しています。 1つ1つを丁寧に焼き上げたベーカリーは、ぜいたくなランチのように感じられますが、実際には特別高いランチではないようです。ベーカリーには、多種多様なパンが揃っているため、毎日食べても飽きづらいというメリットがあります。
平日のランチ代はどれくらいなのか?
平日のランチにかける費用は、人それぞれです。1300円のランチセットがお気に入りの人もいれば、800円のランチで高く感じてしまう人もいるなど、そもそもの価値観によって異なります。 そこで、働いている人が平日のランチにかける費用を調べ、ベーカリーにかける費用と比較してみました。 ■平日のランチ代にかける予算は? 株式会社リクルートが運営する外食市場に関する調査・研究機関、ホットペッパーグルメ外食総研が実施したランチ実態調査によれば、働く人が平日のランチ代にかける予算は、自炊を除いた全体平均で452円でした。 図表3