パリ気分を満喫!ディオール、シャネル、エルメス…秋冬向け最新小物
パリ2024オリンピックを日々観戦し、パリへ行きたい気持ちが募る昨今。モードをけん引してきた長い歴史を誇り、いまもトップを走り続けるパリの代表的ブランドにフォーカス。それぞれのメゾンが大事にするエスプリとサヴォアフェール(匠の技)が息づく秋冬小物で、パリのエッセンスをおしゃれに取り入れたい。 【写真を見る!】文章だけでは分からない、記事で紹介した各ブランドのアイテムの魅力。それぞれの写真や仕様、価格など詳しい情報はココからチェック!
■DIOR(ディオール)
1946年、パリのモンテーニュ通り30番地にメゾンを設立し、翌年発表したファーストコレクションで「ニュールック」革命を起こしたモードの天才、クリスチャン・ディオール。現在は、ディオールにクリエイティブクリエイティブ ディレクター、マリア・グラツィア・キウリがディレクションを手掛ける。 2024年の今季は、パリのシンボルでもあるエッフェル塔をモチーフとしたアイテムが続々登場。そのほかに、グログランリボンにパールが艶めくシューズや、日本限定のラテカラーのウォレットなど、パリ・エレガンスを象徴する上質アイテムの宝庫だ。 1840年にフランス南西部のバスク地方で創業したベレー専門ブランド「LAULHERE(ロレール)」とのコラボによるミリタリー風ベレー帽にも注目を。「スター(星)」や「ビー(蜂)」など、メゾンとゆかりのあるアイコニックな刺しゅうが施されたパッチがアクセントに。
■CHANEL(シャネル)
1910年、ガブリエル・シャネルがパリのカンボン通りに開業した帽子店「シャネル モード」がメゾンの原点。のちに唯一無二の機能美あふれる時代を超越したスタイルで、女性を心身共に解放した「シャネル」。 刺しゅうや羽根細工など専門アトリエの職人技をたたえる2023/24年メティエダール コレクションからは、レザーのボウが結ばれたスパンコールのチェーン付きクラッチや、ピンクのツイードによるメリージェーンシューズがお目見え。シューズのストラップには、コスチュームパールやメタルなど、遊び心あふれるビジュー飾りがきらめく。 サングラスはテンプル(つる)にまで、メゾンのシグネチャーであるツイードがあしらわれている。小粋でリュクスなプレッピースタイルに、グリーンやイエローといった、おしゃれ心を弾ませるポップなカラーアクセを加えるのが今コレクションの特徴だ。