パリ気分を満喫!ディオール、シャネル、エルメス…秋冬向け最新小物
■BALENCIAGA(バレンシアガ)
バスク系スペイン人のクチュリエ、クリストバル・バレンシアガが1917年にスペインで創設。1937年には、パリのジョルジュ・サンク通りへ本拠地を移し、パリ・オートクチュール文化をけん引。数多くの不朽のモードを残したレジェンド的存在に。現在はデムナがクリエイティブ・ディレクターとして舵を取る。 日本限定カラーである上品なグレーのカードホルダーとロングウォレットの裏地は、目に鮮やかなスカイブルー。いずれもカードスロットが充実しており機能面も満点。スムースカーフスキンのしなやかレザーの質感を活かしたバッグ「ロデオ」は、ミニとはいってもたっぷりのマチやポケットがあり収納力抜群。 またバレンシアガにおける永遠のイットバッグ「ル シティ」は、今年2024年に20年以上の時を経て復刻。メタリック加工が施されたグレーは、渋さと華やかさを併せ持つ抑えた光沢感で、どんな色の装いにも合うおすすめカラー。そして、アッパーに結ばれたリボンが愛らしいミュール「ナイフ 」は、深いVのカッティングが足元を一段と美しく見せてくれる一足。 文:濱野麻衣子(ファッション&ライフスタイル エディター) 写真:サトウアサ スタイリング:森宗えりこ
濱野麻衣子
コレクション誌、海外提携女性誌、ブライダル誌において編集者として26年間出版社に勤めた後、フリーランスのエディターとして活動。ファッション、ジュエリー&ウオッチ撮影をはじめ、百貨店や商業施設のカタログ・広告のディレクション・編集・執筆を手がける。
サトウアサ
フォトグラファー。1977年千葉県生まれ。文化出版局写真部を経て独立。スティルライフを中心に、広告、雑誌、カタログ等で活動中。最近は、ムービー撮影の仕事にも力を入れている。
森宗えりこ
スタイリスト。ファッショントレンドとエフォートレス(気負わないおしゃれ)・シックをミックスしたスタイリングが得意。主に雑誌や広告、ウェブ媒体で活動中。 ※この記事は「THE NIKKEI MAGAZINE」の記事を再構成して配信しています。