愛知県・大村知事が臨時会見(全文)あまり集まっていないとは聞いている
名古屋市内の接待を伴う飲食店でクラスター
そして3枚目の入院患者さん等の数値ということでありますが、これも休みが入っておりますのであまりあれですが、ここにあるように入院が148人、今、愛知病院には6人入院をいたしております。施設入所はだいぶ増えてまいりました。健康プラザが13人、東横INNが93人、そして自宅療養が233人ということでございます。 そして新たにといいますか、クラスターが発生をいたしております。クラスターが発生をしておりまして、クラスターの状況ですけれども、新たに2Lのクラスター、これは名古屋市内の接待を伴う飲食店でございます。それから2M、これも名古屋市内の接待を伴う飲食店、これが新たにクラスターということで確認をされております。ということでございます。あと4枚目、5枚目は検査件数と経路不明の方の割合ということで、ご覧をいただければというふうに思っております。 そして続きまして、本日2つ目のご報告ということでございますが、高齢者施設における新型コロナウイルス感染者の状況について申し上げます。これは8月から高齢者施設、第2波で高齢者施設での感染拡大が見られたものですから、そうした数値をご報告してまいりまして、最初は、9月は半月ごとということでありましたが、10月以降は1カ月ということでまとめさせていただいております。お手元の資料をご覧いただきながらお聞きいただきたいと思いますが、もう1枚、これ参考に付けてあるんだね、9月のやつ。もう1枚は9月の、1カ月前のものでありますが、それからの変化を分かるように整理をさせていただいております。
季節的により警戒が必要に
この資料をご覧いただきますと、第2波における高齢者施設の新型コロナウイルス感染症の発生は、10月までに153施設。利用者、職員の感染者数は314人ということでありまして、10月の1カ月間では新たに20施設、そして39人の感染が発生しており、県中核市分で7施設13人、名古屋市分13施設26人ということでございます。参考1にありますように、9月の1カ月間では31施設の59人ということでありましたので、施設数、感染数、いずれも減少しているということであります。 ということでありますが、これは10月も10月20日までは非常に10人、20人台ということで非常に落ち着いていましたので、やはり今、この21日以降の状況を見ると、やはり少しまた警戒していかなければならないのではないかというふうに思っております。 そして、マル3の感染者数規模別の資料をご覧いただきたいと思いますが、発生した大半のケースが職員1人、利用者1人で感染を止めることができております。10月に発生した20件のうち、15件が感染者1人のケースということでありまして、そういう意味では高齢者施設に感染が確認をされますと、直ちに濃厚接触者を保健所で割り出して、そして検査に結び付けていくということを丹念にやっておりますし、こうした感染を疑う方、接触者と判断した方に加え、クラスターが発生した場合の影響が極めて大きい高齢者施設においては、感染者が発生した際の入所者、職員もこれも濃厚接触ということではなくても、これは検査をするという形でやっております。全員だね、これはね、高齢者施設はね。ということで割り出しをしております。 そういう中で利用者1人、職員1人の段階で止まっているケースが大変多いということでありますので、各それぞれの保健所、保健センター、現場の皆さんが頑張ってやっていただいているということだと思っております。ということでございまして、感染が確認されれば丹念に検査をやって、拡大を防いでいくということをしっかりとやっていきたいというふうに思っております。 ということでございますが、このペーパーの最後でありますけれども、だいぶ落ち着いてはきておりますけれども、10月に発生した20施設のうち14施設、39人のうち32人が10月の16日以降、後半に発生しているということでありますので、やはり実際の感染者は増えてきている状況、それから季節的にはやはり寒くなり乾燥してきている、そういったのを踏まえて、やはりよりより警戒をしていかなければならないというふうに思っております。