名古屋市・河村市長が定例会見8月2日(全文2)積極的なワクチン接種をお願いしたい
市教委の案に同意したという理解でよいか
中日新聞:追加なんですけれども、基本的にはこれ、市長はもともと蒸気機関での復元とかを最初からやろうというふうに思ってらっしゃったといろいろな場面でおっしゃってたと思うんですが、科学館での動態展示というと基本的には市教委のこれまでの案、提示していらっしゃった案に一応同意されたという理解でよろしいですか。当面の間ってことだと思うんですけど。 河村:あまり一緒じゃにゃあけどな。科学館、今までほったらかしにしておったんだから、はっきり言って。今ごろ何を言っとるんだですよ、僕からすりゃ。雨ざらしにして、何十年間ですから、ほったらかしにしてあったがね。そうでしょう。そんなところが言うと、悪いけど、突然、大事にすると。貴重な産業遺産だいったってあまりぴんとこんですわ。だで、そもそも、ほんで動態展示って断っとるわけか、言葉に。科学館でやる場合は、僕の場合は置いていくいうことと、取りあえず蒸気にしますと、一応動きますんで、これは。蒸気じゃないわ、圧縮空気にすると。動くんでね。そういう面では、そこに置いていくという意味だけど。 本体の考え方が違いますよ。名古屋市内を、やっぱり大変貴重な2両の、2車の旧型客車を引っ張って、で、ここでやる場合は若干、あ、こっちか。名古屋城でやる場合は、若干、車椅子の人たちが移動できるような、なんかちょっとそういうのも工夫できると思いますよね、そんなものは。そういうのをちょっと一緒に引っ張って、ずっと500メーターぐらい行くと。そういうことだから、考え方いうのはだいぶ違うんじゃないですか。 中日新聞:いろいろ考え方はあると思うんですけれども、うちの子供なんかも非常にSLファンなんですが、市長もおっしゃるように取りあえず機関車と客車を持ってきて、なんらかの形、先ほどもおっしゃったように蒸気機関で、あ、ごめんなさい。 河村:圧縮空気で。
実現する時期はいつごろか
中日新聞:圧縮空気で、そういう形で一応、車輪とか汽笛なんかが見えるような、一応本物が見れるという状況で、それが実現する時期というと、いつごろになるんでしょうか。 河村:いや、ちょっとどのぐらいでできるんだかは聞いとらんけど、すぐできるんじゃないですか。今そうなったのも、D51の827という、中央線を一番最後に走ったD51が、本当はそのまま蒸気でもできたんだけど、圧縮空気にして、どこだったな、糸魚川かなんかで走ってますわね。だけどそれもスイッチできるように、蒸気の部分と。それと、両方持ってやっとるんだということらしいですよ。それはできますよという話ですわ。圧縮空気から蒸気に変える場合。そういうふうに僕は聞いていますけど。 中日新聞:名古屋市、市長の思いですと例えば来年度とか今年中とか。 河村:それはもう早うやらなあかんでしょう、せっかく名古屋が持っとるやつですから。ちょこっとでも僕は金シャチ横丁の皆さんに、こんなとんでもにゃあ苦しみを与えてですね。本当に商売がたがたにしてですよ。いかんでしょう。そう思うけどな、私は。皆さん給料減らん人ばっかりだけども。大変ですよ、商売やっとる人は、飲食店なんか特に。特に金シャチ横丁は両方とも、初めからなかなか苦しいとか言われとったんですよ。ほんで、頼んでやってもらっとるんですよ。 中日新聞:それは将来的なっていう意味ですよね。 河村:いやいや、そんなもん1年でもできるんじゃないですか。 中日新聞:それは蒸気機関でってことですね。 河村:蒸気機関でやるというなら。だけどまず取りあえず圧縮空気でも走れますので、だから煙じゃないですけど、水蒸気も出て、汽笛も鳴りますし。ほとんど外から見ると変わらないです、これは。 中日新聞:まず最初に科学館にいくってことだと思うんですけど。 河村:まずね、科学館に。置き場所がにゃあもんで。まだこっち、レールもないし、できんじゃないですか。 中日新聞:科学館に置くのがいつごろなのかという。 河村:うん?