【RIZIN】11カ月ぶりの復帰のタナベ「寝技で1本勝ちしたい」
11月17日にポートメッセなごや第1展示館で行われる「RIZIN LANDMARK 10」に11カ月ぶりに参戦するイゴール・タナベ(24=セラヴィー)が28日、都内で練習を公開した。3分3ラウンド(R)で3人を相手に寝技を披露。腕十字固めなどで警戒な動きを見せていた。 試合まで20日と迫り「メチャクチャいいです。減量もなく練習に打ち込めて楽しみです」と笑顔。タナベは23年12月の大みそかに安西信昌(38=TEAM CLIMB)に1R1分32秒、リアネイキッドチョークで勝ち、5連続の1本勝利と波に乗っていた。しかし、今年3月にストラッサー起一(43=総合格闘技道場コブラ会)との対戦で77キロ契約なのに3・25キロオーバー。試合中止となった。 9月にはウエルター級(77キロ)からライトヘビー級(93キロ)に階級を上げて参戦を発表。今回はライトヘビー級で初の試合でマルコ・ヨシオ・ソウザ(39=ボンサイ柔術)と対戦する。試合が決まるまでは筋トレなども行い、パワーアップに努め、「11月半ぶりの復帰戦と思っている。世界一へ止まらす行きたい。その第1歩としてやりたい」と世界一の格闘団体UFC王者を目標に掲げ、その初戦のつもりだ。 5戦全てで1本勝ちのタナベは「1Rで勝ってきているので成績を伸ばせればいい。1Rで1本を取りたい」と柔術家同士の対戦も自信を見せる。「相手も寝技は強いが、より強い自分を見せたい」と必勝を誓っていた。