金運UPに家内安全、昇進運も! 横浜中華街で楽しむ 春節のラッキーフード【7選】
33メートルの長~い一本麺はまさに職人技!【四川料理 京華樓 本館】
年越しそばなど、日本でも長いものを食べると長生きするといった縁起かつぎをしますが、「四川料理 京華樓 本館」でいただける麺はなんと33メートル。ひとつのどんぶりの中に、恐ろしく長い麵が1本だけ入っているのです。その名も「四川タンタン一本麺」。 麺は手打ちで、食べやすい太さに伸ばしながら大きい鍋に投げ入れていきます。全身を使ってリズミカルに投入する姿は踊っているようにも見え、縦横無尽に麺を操るさまは麺の魔術か手品師かと思えるほど。ガラス越しに厨房が見学できる席もあるので、興味があればぜひ。 ひとつの大鍋で1本しか茹でられないので、店が混み合っているときは提供までに時間がかかってしまいますが、ほかの料理を楽しみながらのんびり待つといいでしょう。 ちょっと太めのストレート麺はつるつるなめらかで、コシもあり、小麦の香りもしっかり。辛いけれどまろやかなゴマたっぷりのスープによく絡みます。長いね~などと話ながらみんなでシェアしても盛り上がりますし、ひとりで一気に33メートルをすするのに挑戦してもよし。おいしくて楽しい笑顔が生まれる麺は、確かに寿命がのびそうな幸せな時間を運んでくれます。 四川料理 京華樓 本館 所在地 神奈川県横浜市中区山下町138 電話番号 045-211-2866 営業時間 11:30~21:30、土・日曜・祝日11:00~ 定休日 無休 交通 みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩5分
レベルアップを願う中国のお餅「年糕」【心龍】
日本と同じく中国でもお正月に餅を食べる習慣がありますが、お米をついたものではなく、米粉をこねて作った「年糕(ニェンガオ)」が、北から南まで地域ごとにいろいろな味が作られています。「年糕」は「年高」とで発音が同じで、「年々高くなる」という意味合いが。“自分をレベルアップしたい”“収入や地位を上げたい”と願う人にぴったりのラッキーフードす。 上海の定番料理に肉や野菜と餅「年糕」を炒めたものがありますが、「心龍」の具は上海蟹の蟹ミソや卵がたっぷり。蟹料理を得意とする上海出身のシェフが、ミソや卵をみっちり抱えた旬の時期の上海蟹を捌いて取っておいてくれるので、この贅沢な餅炒めが一年中いただけるというわけ。 濃厚な蟹ミソに合わせるは、こっくり味わい深い鶏のスープ。薄切りの年糕は、日本の餅のようにはのびないお餅。歯切れが良くてコシもあり、まるで麺のようにスープと絡み合ってくれます。野菜もしっかり入っていて優しそうな見た目ですが、アクセントの胡椒がバシッと効いているので最後まで飽きさせません。 心龍(シンロン) 所在地 神奈川県横浜市中区山下町146 電話番号 045-681-5717 営業時間 11:00~15:00 17:00~21:00 L.O. ※土・日曜・祝日は通し営業 定休日 不定休 交通 みなとみらい線元町・中華街駅、JR石川町駅より徒歩5分