ENEOSサンフラワーズの元日本代表、中田珠未が現役を引退「引退までこのチームで戦うことができて本当に幸せでした」
『3×3』の代表として、パリオリンピック世界最終予選に出場
ENEOSサンフラワーズは7月16日、2023-24シーズンをもって中田珠未が現役引退することを発表した。 埼玉県出身、現在26歳の中田は182cm70kgのパワーフォワード。明星学園高校から早稲田大学に進学し、その後2020年4月にENEOSに加入。ENEOS一筋で4シーズンを過ごしリーグ優勝を経験した。昨シーズンは28試合に出場し、平均4.4得点3.3リバウンドを記録。学生時代から世代別の日本代表に選出され、2017年はユニバーシアード準優勝、2018年はアジア大会3位、2019年、21年にはA代表としてアジアカップに出場し金メダルを獲得。直近では3人制バスケ『3×3』の代表に選出され、パリオリンピック世界最終予選(OQT)にも出場した。 中田はクラブを通して以下のコメントを発表している。「13歳で始めたバスケも気づいたら14年。大学卒業後はENEOSに進み、引退までこのチームで戦うことができて本当に幸せでした。私なりに全力でバスケットボールと向き合って走り続けてきました。結果が全ての世界で、思うように結果を残せなかったことも多々ありますが、沢山頑張ったね、と私自身をそろそろ認めてあげたいです。色々なカテゴリーの日本代表に呼んで頂き、バスケットボールのおかげでとても貴重な時間を過ごす事ができました。楽しい時ばかりとはいきませんが、振り返ってみるとやっぱり楽しかったなって言葉が出てきます。色んな人と出会って、支えてもらって、応援してもらって、関わってきた全ての人に感謝です」
バスケット・カウント編集部