大阪府・吉村知事が定例会見2月17日(全文2)ギャンブル依存症対策を積極的に促進
三大水門の更新を進める
津波・地震・高潮対策です。三大水門が非常に重要になってきます。先般の台風においても、非常にこの水位が上がりましたけど、この三大水門が機能することによって大きな被害を防ぐことができました。この三大水門の更新を進めていきます。そして防潮堤の液状化対策、これも府市一体になって10年間を掛けて今やっている事業ですけども、着実に進んでいっています。いつ南海トラフ巨大地震が来るか分かりませんので、府市ばらばらにやるんではなくて、一体となって今、進めています。密集市街地対策です。地震が起きたときに大きな被害が想定される、そういった密集市街地の防災力の向上等を実施していきます。僕からは以上です。 司会:令和4年度の当初予算の知事からの説明は以上でございます。今日は会見項目を中心に今、説明のありました項目を中心に質問をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。で、私のほうで順次、指名させていただきますので、順次挙手のほうをお願いしたいと思います。それではどうぞ、幹事社から。
新年度予算案への受け止めを
読売テレビ:読売テレビの尾木です。新型コロナ関連費の増大で一般会計が2年連続で過去最大で、収支不足も800億円弱と厳しい状況だと思うんですが、あらためて受け止めをお願いします。 吉村:新型コロナのウイルスへの対策を実施していくということは非常に重要な予算だと思っています。ですので、ここについては2712億円の増、コロナ対策で1700、それから時短協力金で1400億円。非常に大きな金額、プラス約3000億円の増額になります。やはり主要なところは新型コロナ対策の費用、予算です。 この新型コロナ対策、今年もなんとかコロナを乗り越えて成長する大阪というのをつくっていきたいと思いますが、やはりこのコロナ対策は非常に重要ですから、ここに重点的に力を入れた予算を編成をいたしました。その結果、やはり収支不足というのは生じるという意味で、大きな、財調基金のところありますか。収支不足が生じるわけですけれども、800億円の取り崩しをして予算を組んでいきたいというふうに思っています。 読売テレビ:あと、すいません、新型コロナ関連で、朝野さん、きのうの対策本部会議の中で感染のピークアウトはしているだろうと、国の専門家からも同様の意見が出ているかと思います。あらためて今の感染状況、現状の認識と、気が早いかもしれないんですが、今後の見通し、出口戦略をどういうふうに描いていらっしゃいますか。 吉村:まだ出口戦略というには、ピークアウトも含めてですけれども、日々の感染状況を注視しなければならない、予断を許さない状況だと認識をしています。感染の拡大が右肩上がりになっているかと言われれば、その天井は抑えられている可能性は高いと思いますが、ただこのあとどうなっていくのか、まだ見えないところがあります。なので、やはり予断を許さない状況の中で、日々の感染対策の徹底をお願いしたいと思っています。 またピークがどうかということの状況については、もうしばらく様子を見ないと、なかなか確定的な判断は難しいとは思っています。ただ右肩上がりの感染拡大になっているかというと、なんとかここは抑えられている可能性は高いとは思っています。ただ、この先どうなるか分かりませんので、府民の皆さんには感染対策の徹底をお願いしたいと思います。