小池都知事が定例会見8月20日(全文3完)なんのために今、戦っているのかしっかり発信したい
実はもう埋まってしまっている病床が多い
だから患者さんの動き、出ていく動きは1日をかけながら、だいたい午前中入院が一生懸命やれば、どうせ午後になっちゃうんですね。そういう具合で、300人入って300人出ていくんだけど、一時的に600人ぐらい抱えるっていう話になります。だけれども空きベッドがどうかっていうと、夜中の12時でどのぐらいベッドが空いているかっていうカウントになるんですよ。そうすると全部、整理がついた上で300抜けたあとの数字に見える。だから見掛け上は非常に空いているように見えるけれども、実はかなりもう埋まってしまっている病床が多いっていうことなんですよ。 だから一般の病院っていうのは80%稼働ぐらいが、急性期では80%を切るぐらいの稼働なんですけれども、さらに悪くなっているのは先ほども言ってるとおり、重症の問題であったり、今のような入退院の問題であったり、いろいろとこの新型コロナ感染症の場合には、通常以上の稼働をなかなかつくれないんだっていうことが非常に大きな問題として、われわれにのし掛かってきています。なんとか良くしたいんですけれども非常に難しいです。
直前に本人がドタキャンする例が非常に多くなっている
小池:付随して、今、病院の話ですけれども、宿泊療養のベッド入りも同じことで、チェックインとチェックアウトの時間がこれまで1日決めていたんですけれども、より柔軟にすることによって、そこを効率良くするとか、それからこのところ、決まっていたんですけれども直前になってご本人がドタキャンされる例が非常に多くなっていて、そこに至るまでのいろんな苦労もあることをちょっとは考えていただきたいし、改善されてもそのまま居たいという方がいらっしゃったりするんですが、これ、税金で賄っていますので、その点もよくご理解いただきたい。ひっくるめてやはり皆さま方とのご協力や、なんのために今、何に戦っているのかというのをよくご認識をいただけるようにしっかりと発信していきたいと思います。すいません、このあとがありますのでこれで終わらせていただきます。 司会:本日の記者会見はこれで終了いたしました。恐れ入ります、時間がございますので、これで記者会見を終了とさせていただきます。お静かにお願いいたします。本日の記者会見はこれで終了しております。記者会見は終了しております。繰り返し申し上げます。記者会見は終了しております。 横田:パラリンピック中止、議論しようって言ってくださいよ、都知事に。御用学者で役立たずじゃないですか。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見8月20日