更年期で不調は当たり前!? 8割が悩む症状は「イライラ」「滝汗」「肩こり」、でも「ノー対策」という現実
更年期の対象法を知らない人が多い!?
更年期の症状が出ていても、「対処をしていない」と答えた人が58.9%も! みなさん、辛いとは思っていても「加齢による自然現象だから仕方ない」と何もせずにその症状と戦っているようです。 対処をしていると答えた人の方法は以下。 漢方薬、市販薬を飲んでいる 8.5% 専門医に時折診てもらっている 7% 厚生労働省が2022年に発表した女性2,409人に聞いた「更年期症状・障害に関する意識調査」(※)によると、更年期症状を自覚していても専門医を「受診していない」と答えた割合が40歳代で 81.7%、50歳代で 78.9%の結果に。 「辛い」と明確にわかっていても「病院を受診するほどではない……」と捉えている人が多く、更年期症状を抱えながら日々苦しい生活を送っていることがわかりました。 「更年期で」と言いづらい環境にあり、気軽に不調を伝えられないとの声も多く聞こえてきました。市販薬などに頼るのもいいですが、1人で解決しようとせず、友人や家族に相談。そして専門医へ相談をして、治療をするのが解決の1番の近道です。 負のループから抜け出せなくなる前に、医療機関を頼ってみても良さそうです。また、更年期に向けて40代前半から、規則正しい生活や正しい知識を身に着けておくのもいいかもしれません。 ※参考文献:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」
中山夏美