過去25年間でやって後悔したインテリアトレンド10
家の持ち主は平均で1年に5回以上、部屋をアップデートしている。ライフスタイルの変化に合わせて改良したり、修理したり、家を売る前に資産価値を上げたりと、理由はさまざま。インテリア好きの人にとっては、トレンドを取り入れた最新の状態に保つのが単なる趣味だったりもする。しかし、実はそれが常に良い結果になるとは限らないのだ。 流行に左右されない素敵なデザインもあるけれど、イギリスの住宅リフォーム仲介会社Checkatradeが最近2,000人のイギリスの住宅所有者に行った調査によると、過去25年間で最も後悔されたインテリアが明らかになった。調査結果では、39%の人が住宅改修を後悔しており、約10%の人が改修後1年以内に後悔している。 あなたはこのホームインテリアの失敗例、どう思う? UK版「ハウスビューティフル」より。
カーペットを敷いたバスルーム
過去25年間で最も後悔されたインテリアトレンドで、40%の人が後悔していると回答した。Checkatradeの専門家は、これ以上に嫌われているインテリアトレンドはあるのかとさえ思っているほど。 バスルームは蒸気で充満し、濡れやすく、定期的に掃除が必要。そのため、柔らかいカーペットを敷いたフローリングは、汚れが溜まりやすく、臭いの原因となることから、適した素材とは言えないのだ。 「シャワーを使うと、カーペットは水分や湿気を吸収して臭くなるので、バスルームにカーペットを敷くのは絶対にやめたほうがいいです」と、BK Plumbingの配管工、ブレット・ノウルズは言う。 俳優のデイヴィッド・ハーバーと歌手のリリー・アレン夫妻がブルックリンにある自宅を雑誌『Architectural Digest』に公開した。マキシマリストなスタイルで、エキセントリックな色、柄の入った壁紙、ステートメント家具、そして話題のカーペットを敷いたバスルームなどで溢れている。このカーペットを敷いたバスルームは瞬く間にネット上で拡散された。SFドラマ『ストレンジャー・シングス』で知られるデイヴィッドは、批判的なSNSへの反論として、「カーペットを敷いたバスルームにはロマンがある。20年代のパリにいるような気分なんだ」と、語っている。