過去25年間でやって後悔したインテリアトレンド10
質感のある天井
約32%の人が、櫛引き仕上げや天井に小さな突起をつけたポップコーンシーリング、オレンジの皮のようなざらざらとした質感をつけたオレンジピール天井など、凹凸のある仕上げを施したことを後悔しているとの調査結果が出た。 確かに、これらの仕上げは傷や汚れを隠したり、音を吸収したり、部屋を広く見せることができるという実用的なメリットはある。しかし、それらは1970年代のデザインであり、時代遅れになっているのかもしれない。
ダークカラーの壁パネル
近年、壁一面を板張りで飾る“壁パネル”がインテリアトレンドとなっているけれど、その中でも、ダークウッドの壁パネルは人気が落ちているよう。調査によると、23%の住宅所有者が「ダークウッドはちょっと……」と回答。最近のインテリアでは、明るいニュートラルな色合いや、アクセントカラーを取り入れたスタイルが主流となっている。 しかし、適度に使用し、明るい色や柔らかな照明でバランスを取ることで、ダークウッドの壁パネルも、リビングスペースで十分に存在感を発揮することができる。
アニマル柄
アニマル柄は伝統的に富と地位の象徴と考えられてきたが、1960年代のボヘミアン文化において流行し、1990年代後半には再び大きく流行した。現在でもなお、一部の人々にとって、楽しさ、魅力、豪華さを連想させるが、ミニマリズムを追求する人たちにとっては、時代遅れで派手、うるさいと感じられる。 Checkatradeの調査によると、自宅にアニマル柄を用いた装飾を施したことを後悔する人は、21%に上ることが明らかになった。 たとえマキシマリストなタイプでなくても、ヒョウ柄やゼブラ柄は少量なら取り入れることができる。イギリス・ロンドンに拠点を置くインテリアブランド「ハウス・オブ・ハックニー」には、ファッションデザイナーのパール・ロウなどのセレブたちに愛されている洗練されたアイテムが揃う。 さらにモデルのケイト・モスはレオパード柄好きで有名だ。あのファッションアイコンたちが愛用しているとあれば、きっと素敵な部屋になるのだろう。