【Juju(野田樹潤)ブログ】第109話:順調に進んだもてぎの週末、次戦を見据えた戦略とは?
レースのため、髪を短くしました!
みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。 前回のレポートは8月頭、オランダのTTアッセンというサーキットで開催されたBOSS GPでした。それから酷暑の日本に戻り、私が挑んだレースは8月24-25日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された全日本スーパーフォーミュラの第5戦でした。 Juju(野田樹潤)ってどんな人? 最近の写真をみる【スーパーフォーミュラ 第5戦MOTEGI 現場より】
今回のレースに向けての心配事は、ずばり“暑さ”でした。それは前回の富士スピードウェイでのレースでも同じだったのですが、何しろ富士の時はレースの半ば過ぎにドリンクを飲み干してしまい、大変な思いをしました。だから今回はドリンク多めです(笑)。もちろん星さんを含む3人のエンジニアとも事前の打ち合わせをちゃんと行いました。
あともうひとつ私、髪切ったんです! え、それがレースに向けた準備と何の関係があるのかって? あるんですよ (笑)。というのも以前の髪の長さだと、バラクラバ(目出し帽です)を被る前に前髪をたくさんのヘアピンで留める必要がありました。しかもこの作業にはけっこう時間がかかる。でも髪が短かければレース前に少しだけ時間的な余裕が生まれるというわけなのです。
僅差の予選、2回のミスが悔やまれる
さて、もてぎの週末ですね。 今回、スーパーフォーミュラのマシーンで走る初めてのもてぎでしたが、最初のフリー走行から流れは良かったと思います。色々とセッティングを試すことができたし、特にトラブルもありませんでした。そして今回、午後の予選では“外してしまうかも”とは思いながらも、セッティングをさらに大胆に変更して挑むことにしました。
その結果、順位は20番手でしたが、1分34秒284というベストタイムを記録することができました。残念だったのはアタックラップの途中2回ほどうまくまとめられない部分があったことです。何しろ元F1ドライバー、フォーミュラEのチャンピオンであるニック・デフリース選手からコンマ4秒遅れだったので、あの2回のミスが悔やまれますね。