ジョアン・ミル、AGVから日本のKabutoにヘルメット変更か。MotoGPバルセロナテストで使用を確認
11月19日、スペインのカタロニア・サーキットでMotoGPの2025年シーズンに向けたバルセロナ公式テストが行われている。各メーカーやライダーが新型マシンをテストしているが、ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)はヘルメットもテストしている様子が確認できた。 【写真】Kabuto F-17を試すジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)/2025MotoGPバルセロナ公式テスト ミルはこれまで長年ヘルメットはAGV、レーシングスーツはダイネーゼを使用してきた。しかし、今回のバルセロナテストではカラーリングされていない黒いヘルメットを着用して、ホンダRC213Vでコースインしていた。 ロゴこそ描かれていないもののそのヘルメットはKabuto F-17 RACINGであると思われる。また、Kabutoのレーシングサービススタッフをホンダのミル側のピットで確認もできた。 オージーケーカブトは2022年からMotoGPクラスのライダーを初めてサポート。最初はレミー・ガードナーだったがWorldSBKに移り、2023年からはアレイシ・エスパルガロが使用したが今季限りで現役引退。そんななかミルがKabutoのヘルメットをテストしている最中だ。 アレイシ・エスパルガロ、そして2024年から使用しているミケーレ・ピロはテストライダーとして使用することになるが、ミルによりフル参戦ライダーのKabutoユーザーが継続となりそうだ。 オージーケーカブトとしてはミルとの契約を発表していないが、例年通りであれば年明けの1月に真相が明らかになるだろう。 [オートスポーツweb 2024年11月19日]