オジサン、一年の締めくくりには黒の正統靴履いて! ビシッと背筋を伸ばしてみては?
アキラ タニのキャップトゥ
4番めは、ストレートチップ、モンクストラップシューズ、ガジアーノ&ガーリング、日本を代表する靴メーカー、背筋を伸ばす黒の革靴、仕事納めに履いた靴、秋雨に備えるスエード靴、秋に履きたいブラウン靴の回に続いての登場となる@shoelover_kooさんの投稿。アキラ タニ(AKIRA TANI)のキャップトゥです。
谷 明氏が、2012年にビスポークシューメーカーになることを目指してフィレンツェに渡り、SAKというシューメーカーで経験を積み、2013年からは憧れていたステファノ ベーメルに入社。約5年半の経験を積んだ後に独立し、サンタクローチェ地区にてスタートさせたビスポークシューメーカーが「アキラ タニです。 今年の夏にオーダーしていたものが届いたそうですが、素晴らしい仕上がり。この日も"重要な会議"があったらしく、そんな日はやっぱり黒のキャップトゥがピッタリですし、気合いも入りますよね。
ジョンロブの「シティ」、「シティ2」、ガジアーノ&ガーリングの「オックスフォード」、エドワードグリーンの「チェルシー」
最後は、24回目の登場となった@sho.1588さんの投稿。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「シティ(CITY)」、「シティ2(CITY2)」、ガジアーノ&ガーリング(GAZIANO & GIRLING)の「オックスフォード(OXFORD)」、エドワードグリーン(Edward Green)の「チェルシー(CHELSEA)」の4連星です。
どれもキャップトゥを代表する名靴ですが、ガジアーノ&ガーリングの定番を「オックスフォード」をピックアップ。 ピッチ間隔も非常に細かく、だし縫いはアッパーのギリギリ、丁寧かつ美しく釣り込まれたラスティング、ウエスト部分のシェイプなどなど、挙げればキリがないほど既成靴とは思えない作りと技術の高さが盛りだくさんな一足です。 ラスト(木型)は、自らのブランド名を冠した「GG06」。モダンなロングノーズで伝統的なラウンドトゥは、正統派な英国靴代表! まさに"基本のキ"です。 @sho.1588さんは、2024年も素晴らしい名靴をスゴい勢いで購入なさっていて、見る度に舌を巻いてしまいました…。その壮観なラインナップは、ぜひ一度拝ませていただきたい笑。 新年や新年度の始まりには黒のキャップトゥが履きたくなりますが、締めにも良いですよね。「終わり良ければ、ずべて良し」なんて。だいぶカジュアル化しているビジネスシーンですが、たまにはバシッと黒靴を履くのも良い。お堅いけど、じつは一番使えて、きちんとした作りの良い一足を手に入れれば一生付き合っていけるので、しっかりお手入れしながら履いてみてはいかがでしょう。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!