【小売流通業界2022】スーパーは生き残りかけ再編機運 コンビニはコロナ禍から巻き返しの構え
ローソンは宅配ニーズに対応してデリバリーサービスを拡大し、5月末時点で3263店舗に導入=写真はローソンでウーバーイーツ配達員に商品を受け渡す店舗スタッフ
いまだ予断を許さない新型コロナウイルスの感染状況、ロシアのウクライナ侵攻、急速に進む円安、原料高に伴う相次ぐ食品の値上げ、電気料金や物流費の上昇など経営環境はコスト増と先行きの不透明化、複雑化が深まっている。その上、人口減少と少子高齢化、オーバーストアと業態間競合を含めコロナ禍前からの問題が残されたままだ。負担増と競合激化の中でコスト競争力が問われ、一層の経営体力が求められる。生き残りに加え、デジタル投資など将来への備えが業界再編の機運をさらに高めそうだ。
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日本食糧新聞社