83歳でおしゃれ更新中!上質品を直しながら長く着て、新しいアイテムもミックス【わがままおしゃれコーディネート】
自由に〝わがまま 〟に、着ることの喜びとときめきに年齢は関係ありません。 常識にとらわれず自分らしい装いを楽しむ女性たち、とびっきりのかっこよさです。西村悦子さんにお伺いしました。 【画像一覧を見る】
年齢を意識せず、上質なものを長く大切に。
表参道にある『ミナ ペルホネン』のセレクトショップ『call』のスタッフとして、元気に働く西村悦子さん。自分に似合うものを見抜く審美眼、おしゃれに対する感性は83歳という年齢など超越したかっこよさです。 サラリーマンの妻として子育てや家事に精を出すかたわ ら、インテリアコーディネートやアンティーク店での仕事を続け、「働いて得た収入はほとんどおしゃれとフランス旅行 につぎこんできたんです」とにっこり。
モノトーンにベージュやネイビーのベーシックカラーを基本に「少し値が張っても質のいいものを長く大切に着るのが好き」。刺繍や編み物などは人に教えられる腕前、気に入った服を長年着て傷んだら修繕して着続けます。 下写真のレモンイエローのニットも自らの作品。でも仕事柄、新しいおしゃれにもアンテナを張って、気になるものはどんどん取り入れます。西村さんのファッションはますます進化中のようです。
PLOFILE
西村悦子/にしむら・えつこ 「call」ショップスタッフ 西武渋谷店のアンティークショップ、『リビナヤマギワ』でのインテリアコーディネーターなどを経て、 75歳から『call』で働き始める。 仕事のかたわら、以前習っていた 篠笛の稽古を1年前に再開。
『クウネル』2024年11月号掲載 写真/目黒智子、 取材・文 船山直子
クウネル・サロン