ダイエットや運動不足解消に。壁があればどこでもできる!ウォールトレーニングをスキマ時間に実践して
腹筋
(1) 仰向けになり、足裏を壁につける。ひざを90度に曲げる。 (2) 両手を頭の後ろに添えて上半身を起こす。 腹筋初心者の人はとくに、壁を使うことをおすすめします。フォームが崩れにくいため、正しく筋肉にアプローチできるからです。まずは10回を目標に行い、慣れてきたら徐々に回数を増やしましょう。くびれが欲しい人は、左右にひねりながら行ってみてください。ひねりの動きを入れることで、横腹の贅肉撃退にも効果的ですよ。
腕立て伏せ
(1) 腕を伸ばして指先が壁につく位置で立つ。足は腰幅程度に開く。 (2) 肩と同じ高さで手のひらを壁につけ、両手の間隔を肩幅の1.5倍程度に開く。 (3) かかとが浮かないように注意しながら、ゆっくりひじを曲げる。 (4) ゆっくりひじを伸ばす。 床での腕立て伏せができない人もチャレンジしやすいトレーニングです。簡単にできますが、腕に体重をかけることで、意外と腕に負荷がかかって鍛えられます。10~15回×3セットを目標に行いましょう。
ウォールトレーニングのコツ
トレーニングの成果を出すためには、「途中でやめないこと」が大切です。早く成果を出したいと思えば思うほど、人は無理をしてしまいがちです。しかし、最初からエンジン全開で頑張りすぎて しまうと、急にモチベーションが下がってしまったり、からだを痛めてしまったりする可能性があります。無理のない範囲で、自分が続けやすい方法で行いましょう。
ウォールトレーニングで運動習慣をつけよう
今回はウォールトレーニングについてご紹介しました。幅広い世代の人におすすめできる運動方法ですが、とくに運動する時間がとれない人や運動が苦手な人にはおすすめです。運動をする目的は人それぞれですが、健康を維持するにしろ、ダイエットをするにしろ、トレーニングは日々継続することがポイントです。ぜひ、自分の続けやすい方法で楽しみながらからだを動かしましょう。
PROFILE
ヨガインストラクター 高橋かなこ(たかはしかなこ) 2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして幅広い年齢層へのクラスを開催。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。自身のダイエット成功経験を経て、美しい体を作るためには、食と思考が大切だと痛感。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」などで、同じ悩みを持つ方に向け精力的に情報発信を行う。
たまひよ ONLINE編集部