小池都知事が定例会見12月25日(全文1)「家族でSTAY HOME」を合言葉に
「家族でSTAY HOME」訴える動画作成
小池(VTR):東京都は現在、年末年始コロナ特別警報を発令しています。何よりも命を優先してください。「家族でSTAY HOME」、ぜひご協力よろしくお願いいたします。 小池:この動画ですけれども、きのうから東京動画に掲載をいたしました。ウェブ広告などで発信をしてまいります。そしてウェブ広告と連動しました特設ページを作成いたしております。こちらでありますけれども、スマホで、東京動画の特別サイトであります。ウェブ広告、動画をはじめとして、ウェブ広告をクリックいたしますと、こちらの特設ページが表示をされるということであります。そして1つ1つ、テーマによって詳しくこの中身を知ることができるので、ぜひこちらのほうをご覧いただきたいと思います。 そしてこのページにおいてはコロナの相談窓口をはじめ、これから年末年始の間、皆さんに気を付けていただきたいことなど、東京iCDCのほうからメッセージが届きます。そしてメッセージをご覧いただきます。それから、あと冬の換気のポイントなどをコンパクトにまとめておりますので、ぜひこちらのサイトをご覧いただければと存じます。また、ウェブ広告だけではなくて東京都の公式ホームページからもアクセスをできますので、こちらのほうもぜひご覧いただいて感染防止にお役立ていただきたいと思います。
保健所支援を強化
次に医療提供体制の状況であります。東京都発熱相談センターを設けておりますが、こちらは12月の29日から1月3日までの間、つまり年末年始、まちが止まってしまうようなところ、心配になったときにどういうふうに連絡をしたらいいだろうか、誰に相談しようかっていうときには、こちらのほうにご連絡ください。相談センターの回線数を35回線から60回線まで増強いたしております。年末年始の間も症状があると思った方、ちょっとおかしいなと思った方、ぜひ受診できるように診療所、調剤薬局に対応もお願いしておりますので、まずは体調がおかしいなと思った方はこの相談センターのほうにご連絡ください。かかりつけ医の先生にご相談をするということも、もちろん必要であります。 また現在、医療機関では入院患者さんを確実に受け入れられるように、重症病床220床を含めて合計3500床を確保しております。そのうち都立・公社病院でありますけれども、これまでの800床から、プラス300床で合計1100床確保しております。そして宿泊療養施設、ホテルでありますが、現在約4000室の用意ができているということで、今後、入所対応を行う看護師さんを増強しまして、より多くの患者さんを受け入れるという、このように手はずを整えております。 次に、年末年始も大変厳しい状況といいましょうか、忙しい状況になる保健所の支援についてであります。まず感染拡大で業務負担が増加している保健所でありますが、その支援を強化いたします。と同時に、さらなる感染拡大を防ぐ、そのために積極的疫学調査を担うトレーサー班を増員いたします。これは9月、11月、2回に渡って会計年度任用職員を合わせまして56名採用いたしました。そして56名採用しましたが、保健師、看護師、准看護師、40名程度の増員を行って、さらに体制強化を図るというものでございます。募集は今日から。そして1月下旬以降の採用ということを予定いたしております。資格をお持ちの方、ぜひここでお力をお貸しいただきたいと思います。 続いて東京iCDCについてであります。東京iCDCにおきます専門家ボード内の新たなチームの設置についてであります。アメリカには疾病センター、CDCという大きな連邦政府の機関がありますが、東京iCDCは東京都の疾病、中でもi、これはInfectious、Infection、感染という意味ですね。感染に関してのセンターを設けているということでありますが、ここにチームが幾つかあります。そこに2つのチームを新たに設置いたします。1つが微生物解析チーム、そしてもう1つが研究開発チーム。この2チームを新たに創設するということであります。