小池都知事が定例会見12月25日(全文1)「家族でSTAY HOME」を合言葉に
東京都の小池百合子知事は25日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「英渡航歴のある感染者は4名。遺伝子解析を実施中」小池都知事(2020年12月25日)」に対応しております。 【動画】「英渡航歴のある感染者は4名。遺伝子解析を実施中」小池都知事(2020年12月25日) ◇ ◇
英渡航歴のある陽性者が4名
毎日新聞:それでは小池知事の記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。 小池:それでは本日、定例記者会見、今年最後になります。まずコロナ関係であります。イギリスにいらした方で、濃厚接触者で、現時点で4名の方の陽性が確認をされています。お1人目でありますけれども、きのう都内分として発表しました30代の男性。そしてイギリス渡航歴のある方で、現在入院中ということであります。きのうのうちに検査の検体は国立感染症研究所のほうに搬入をされておりまして、遺伝子の解析を実施することとなっております。お2人目はこの方のご家族でありまして、きのう陽性が判明いたしました。今日の都内発生分として発表されることになりまして、現在入院中でいらっしゃいます。
年末年始コロナ特別警報を発令中
3人目が22日の段階で発表した方でありまして20代女性。国からの情報提供にありまして、イギリスへの渡航歴があるということで判明、今日中に入院の予定となっております。4人目ですけれども、おとといの陽性確認で、20代女性ということで、合計4名。この女性の方は本日の都内発生分として発表されるということで、現在入院中でいらっしゃいます。いずれも重症ということにはないということであります。一日も早いご回復、お祈りを申し上げます。そしてお2人目以降の方々の検査検体についても、国立感染症研究所のほうに搬入されまして、そして遺伝子解析を実施するということで調整いたしております。国と連携しながら対応してまいります。 それから都といたしまして現在、年末年始コロナ特別警報を発令中であります。都民の皆さま方には命を優先してくださいということ、そして「家族でSTAY HOME」をとかねがねお願いをしているところです。あらためて申し上げます。年末年始コロナ特別警報であります。感染状況、医療提供体制共に、先日のモニタリング会議の分析において、共に赤がともっております。専門家の先生方から医療提供体制、深刻な機能不全が予想されるということ、それから重症の患者さんの増加を防ぐということが最も重要だと指摘をいただいております。 きのうですけれども、重症者数が73人、新規陽性者数が888人。そしてその目安となりますのが、その3日前になる検査実施件数でありますが、1万2604件となっております。また、新規陽性者数のうちの、年齢別でありますけれども、65歳以上の高齢者が93人でありました。都民の命を守る、そのためになんとしてでも感染拡大を食い止める。皆さまと心を1つにして、この難局を乗り越えていきたい。そのために年末年始、皆さんにとって、誰にとっても特別な時期でありますが、外出はぜひとも自粛してください。そして帰省は今回もお控えください。今回はお控えいただいて、そして次に会えるときまでにコロナ対策、みんなでしっかり打ち勝ってまいりましょう。 そして今日は25日ですね。きのうがイブでした。今日クリスマス。そして忘年会、新年会など、これも来年、再来年の楽しみに取っておいていただきたいと思います。併せまして年末年始、「家族でSTAY HOME」、ご協力お願いを申し上げます。また、同居するご家族含めて「防ごう重症化 守ろう高齢者」、この行動を徹底していただきたいと存じます。そしてこういう点、ポイントを動画でまとめておりますので、そちらのほうをご覧いただこうと思います。