【MLB】 アストロズ移籍の菊池が8者連続含む11Kの好投 地元のファンからスタンディングオベーション チームも逆転勝利
【レイズ2-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間8月3日、アストロズが新加入の菊池雄星の好投にも助けられ、レイズを接戦で下した。アストロズの菊池は初回に先制を許すも、5.2回2失点11奪三振の好投。アストロズは7回にヤイナー・ディアスのタイムリー二塁打で勝ち越し、貯金を5に伸ばした。3番手のブライアン・アブレイユが2勝目(1敗)、レイズの3番手ケビン・ケリーに2敗目(3勝)が付いている。 【動画】アストロズ・菊池雄星の好投(MLB.comより) レイズは初回、無死1塁から新加入の2番ディラン・カールソンが1号2ランを放って先制。先発の菊池は2点を先制された後、尻上がりに調子を上げ、3回二死から8者連続三振を記録した。アストロズ打線も菊池の好投に応え、4回に6番ジョン・シングルトンのタイムリーと犠牲フライで同点に。その後、試合は膠着したが、アストロズは7回に4番ヤイナー・ディアスがタイムリー二塁打を放って勝ち越し。3対2でそのまま逃げ切った。 移籍後初登板となった菊池雄星は、8者連続を含む11奪三振の好投。8者連続三振は日本人投手としては2019年にダルビッシュ有(当時カブス)が記録して以来の快挙だった。6回に2人の走者を残して降板することとなったが、降板時には地元ヒューストンのファンからスタンディングオベーションを受けた。今日の試合で奪った26個の空振りはキャリアハイ。特に14スイング中11回空振りを奪ったチェンジアップが冴え渡った。5.2回2失点と試合を作り、防御率は4.67となっている。