2024年のクックパッド「食トレンド大賞」はコメ不足で注目された「こねないパン」!人気レシピもご紹介
2位「パリおにぎり」
専門店ができたり、カフェで提供したりとパリでおにぎりブームが起こっていることや、五輪開催も相まって、スーパーマーケットや専門店でも「パリ風おにぎり」がイベントの時期に“観戦めし”として発売されて話題になりました。 「日本にはない発想の華やかな見た目と、チーズやドライトマト、オリーブなど意外な食材との組み合わせのおいしさに、おにぎりのさらなる可能性を見出した方も多かったようです。 これは手巻き寿司に近い発想ではないかと思っていまして、好きな具材を使ってごはんと合わせておにぎりにしたら、食べてもおいしかった。だったらこんな具材でも挑戦できそうと、アレンジの幅が広がりました。 結論としては、おにぎりのポテンシャルの高さがすごかったということですが(笑)。今、パリでは丼ものも流行っているので、パリおにぎりに続く『パリ丼』が出てくるかもしれないですね」 ♦︎レシピ「スモークサーモンとディル★パリおにぎり」(元外交官夫人のレシピ さん) 【材料】 2個分 ご飯…180g スモークサーモン…50g クリームチーズ…30g ディル(オイル漬け可)…少量 天かす…大さじ2 白ごま…大さじ1 麺つゆ…小さじ1 焼きのり…1/2枚 【作り方】 1:ご飯をボウルに入れ、焼きのり以外全て入れ、サックリと混ぜる。 2:ラップしておにぎりにする。出来上がり。
3位「カニカマ・魚肉ソーセージ」
価格・供給が安定している「練り物」は、物価高騰の際に重宝する食材。肉、魚より長く保存ができ、冷蔵庫に常備できることも人気の理由となっています。50年の歴史を持つ人気商品の「カニカマ」と、ローリングストックができる「魚肉ソーセージ」が注目されました。 「カニカマは長く安定した人気のある食材ですが、今年は特に人気が伸びました。カニカマは誕生して50年経っており、日本かまぼこ協会さんによると、戦後日本の『食品の三大発明』として、インスタントラーメン、レトルトカレーと並びカニカマが含まれるそうです。 カニカマ人気も一番の要因はシンプルにおいしいからだと思います。メーカーさんの企業努力により、様々な価格帯の商品が展開されていて今では高級カニカマも登場しています。 さらにカニカマのすごいところは包丁が不要ということ。同じ練り物でもちくわやかまぼこは包丁を使いますが、カニカマは、そのままでも加熱してもおいしく食べられる。使い勝手が広いことが人気の理由でもあると思います。 練り物が伸びた理由として、価格が上がった豚肉の代わりに使える食材ということもありますが、魚肉ソーセージに関しては、台風や地震の続いた8~9月に保存の効く食材として認知が高まった背景があります」 ♦︎レシピ「簡単☆きゅうりとカニカマのサラダ」(こたろう☆彡 さん) 【材料】 2人分 きゅうり…1本 カニカマ…1/2パック(4~5本) ◎ポン酢しょうゆ(味ポン)…大さじ1 ◎マヨネーズ…大さじ2 白ごま(すりごまでも)…大さじ1 【作り方】 1:きゅうりは、ななめ薄切りにしてから細切りにしてボウルに入れる。 2:カニカマは細かくほぐして、(1)のボウルに入れる。 3:◎の調味料を、きゅうりとカニカマのボウルに加える。 4:よく混ぜ合わせたら、白ごまを振って出来上がり。 ♦︎レシピ「ほうれん草とギョニソのにんにく塩麹炒め」(発酵家族 さん) 【材料】 4人分 ほうれん草…100g 魚肉ソーセージ…1本 にんにく…1かけ 油…大さじ1 塩麹…小さじ2 【作り方】 1:ギョニソは縦半分に切って薄切り、にんにくはみじん切り、ほうれん草は長さ3cmに切る。 2:油をフライパンに入れにんにく、ギョニソを入れて弱火で炒める。 3:ほうれん草を加えて炒める。 4:ほうれん草がしんなりしたら火を止めて塩麹を加えて混ぜる。