【京都9R・もちの木賞】ダートの出世レースはクァンタムウェーブが制す 西村淳也「すごくいい馬ですね」
27日の京都9R、もちの木賞(2歳1勝クラス、ダート1800メートル)は、西村淳騎乗のクァンタムウェーブ(牡・松永幹)が新馬戦からの連勝でオープン入りを果たした。勝ち時計は1分51秒6(重)。 道中は好位の外を追走すると、4コーナーから楽に進出。逃げ粘るロードラビリンス(2着)との馬体を離しての攻防をクビ差ものにした。 「すごくいい馬ですね。すごく能力がありそうです」と西村淳は素質の高さを評価。昨年のアンモシエラ(後にブルーバードC1着から羽田盃2着、東京ダービー3着)に続く同レース連覇となった松永幹調教師も「上手に流れに乗って、最後もしっかりと脚を伸ばしてくれました」とほめたたえた。 アンモシエラのほか、過去3年の勝ち馬にはクラウンプライド(海外、地方で重賞4勝)、デルマソトガケ(昨年のBCクラシック2着など)がいるまさにダートの登竜門。次走は未定も〝偉大な先輩〟に続く飛躍が期待される。
東スポ競馬編集部