「日本一美しい蒸留所で飲まない?」と誘われて「嘉之助蒸溜所」に行ってきた件
お次は昨年発売された「嘉之助 HIOKI POT STILL」。 嘉之助蒸溜所のグループ会社、小正醸造日置蒸溜蔵にて、独自の製法、単式蒸留器で造られた原酒を、嘉之助蒸溜所の熟成庫で樽熟成を行ったジャパニーズウイスキー。ほんの少し塩味を感じながらもフルーティさ溢れる優しい味わいで、ウイスキー初心者の私はこれが一番好みでした。
プレート、一番右は4月9日に発売された「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」。 「シングルモルト嘉之助」、「嘉之助HIOKI POT STILL」のそれぞれの構成原酒の中から新たに樽を選定し、2 つの個性が引き立つ絶妙な配合を吟味。それをブレンドしたジャパニーズウイスキーです。 バニラ薫る丸いもったりした味わいで、シルキーというか、リッチというか……。同じ原料でこうも個性が際立つかと飲み比べしながらそれぞれの良さを味わったのでした。
さて、プレート下、右にあるのはウイスキー、ではなく焼酎「メローコヅル」。バーの名前の由来にもなっていて、ブランドを語るうえではなくてはならない存在の一本です。世界に売り出すウイスキーと、今後改めて世界を目指す焼酎。飲み比べをしながらまた遊びに(飲みに)行きたいなぁと思ったのでした。次は晴れますように……。 いかがでしたでしょうか、デートに行きたくなる、美しい蒸留所何度もお代わりしたくなるウイスキー。モテるオヤジさんには、彼女と一度実際に商品を飲んだうえで、ここの蒸留所行ってみない? とお誘いしてほしいなぁ~。 素敵な夕焼けをメローバーで見るため、日頃の行いは正しくいましょうね(できるかな)。
文/赤松いづみ(LEON) 写真・協力/嘉之助蒸溜所