夏の感染拡大予防に「強調したい3点」―尾身会長
政府コロナ分科会の尾身茂会長は16日、記者会見し、7~8月は4連休やお盆、東京五輪・パラリンピックなどあるため、「1年以上の新型コロナとの闘いにおいて山場だと考えている」と指摘した。そのうえで、夏休み期間、また8月22日まで東京に出されている緊急事態宣言期間の間に感染拡大を抑えるために「3点を強調したい」と語った。 【動画】尾身会長が会見 夏休みの感染拡大防止へ「3つ」の呼びかけ
3点は(1)都道府県を越えた移動は控えめに(2)普段会わない人や大人数、長時間の会食は控えめに(3)オリンピックの応援は自宅で――というもの。 尾身会長は(1)について、「どうしても必要な場合は小規模分散型で」、(2)には「外食する場合には自治体が認証した飲食店を選んでほしい。大人数の食事会、路上飲みは慎んで」、(3)に関しては、「会場内外で応援したいが、いまの状況においては、家族など普段から会う人と家で応援してもらえれば」などと補足した。