「ステイ・ホーム五輪を」 東京都医師会・尾崎会長
東京都医師会の尾崎治夫会長は13日、記者会見し、東京五輪が無観客になり、都内でパブリックビューイングも行われなくなったことから、「家族や、気心の知れた人と、少人数で、家で見て楽しんでいただく。そういうことによって、結果として、オリンピックの2週間、人流をどんどん減らすことによって、緊急事態宣言下で感染をどんどん防いでいく、そういう効果のある有効な対策ではないかと思っている」と述べた。
尾崎会長は感染者の抑制には人流を抑えることが重要だと強調。「人流を抑えないといまの(感染拡大の)勢いは止まらない。今週も、1日の数としては多い日には1000(人)を超えるような、平均でも900くらいになるようなことは予測される」と語った。 そのうえで、「家にいて(オリンピックを観戦して)もらう。そのことを通じて、この東京オリンピックを、コロナ感染を防ぐ引き金になったと言われるようなオリンピックにする。これが本当にコロナに打ち勝つオリンピックではないかと私どもは考えている。是非ステイホームオリンピックを目指していきたい」と述べた。