新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文4完)2回接種を基本にしていきたい
先行接種の対象者に間に合った背景は
読売新聞:すみません、読売新聞の大藪です。1つの瓶から6回取れる注射針、注射器についてお伺いいたします。先行接種の対象者に間に合うようになった背景をお伺いしたいんですけれども、国内でももともと需要が少なくて、あまり生産されていなかったかと思うんですけれども、これは政府の働き掛けに応じて国内メーカーが増産に応じたのか、あるいは海外のメーカーから政府が購入されたのかなど、背景をお聞かせください。 河野:おそらく在庫があったのを調達したんではないかと思います。詳細、必要なら後日ご連絡します。 司会:ほかにいかがでしょうか、日経新聞、アベさん。
同時スタートに変わった経緯は
日本経済新聞:すみません。6回取れる針とシリンジに関連してなんですけど、そこの現在での確保の数というのは、明らかにはできないところなんでしょうか。 河野:今、お願いをしているところでございますので、もう少し確定できるようになったらお知らせをしたいと思います。 日本経済新聞:少なくとも先行接種の4万人分については確保していると? 河野:そこは確保いたしました。 日本経済新聞:あと、すみません、先行接種でそもそも1万人から2万人とまず先行接種をして、そのあとに370万人というふうに時期をずらしていたわけなんですけれども、大臣のご説明だと2万人で、あるいは副作用の経過観察をしない人も2万人、同時にスタートすると。で、順次370万人のほうに移行すると。ここの時期というのは、もう同時にスタートしているような形になるかと思うんですが、この4万人についてはですね。そもそも分けた理由っていうか、時期をずらしていたのに、それを同時にスタートするということに、だいぶ方針が変わったように見えるんですけれども、その辺りどういうふうに変わったんでしょうか。 河野:いや、先行接種をやった上で、そのほかの医療従事者というのは、変わりはありません。当初おそらく1万人を調査するという、1万人から2万人という幅はありましたけれども、そこへ4万人の方が調査に応じていいといって手を挙げてくださいましたので、これは4万人の方を一斉にやろうと。ただ、実際の調査はそのうちの2万人ということになります。 その人たちの2回分のワクチンをまず確保した上で、それぞれの医療機関で余りがあれば、そこで次の医療従事者の接種をスタートしてもいいですよということでございますので、ぎりぎりしかなければその次のワクチンが行くまで、医療従事者分は待ってくださいということになります。 司会:ほかにいかがでしょうか。どうしようかな。じゃあ一番前のニコニコ動画。