関電が金品受領で再び会見 事後レク(全文4)持ち込む金品が常識外れ
司法のプロの目としてそれで十分だと考えたのか
関西テレビ:小林弁護士に伺いたいんですが。 司会:すいません。 関西テレビ:関西テレビの【イヅツ 05:14:40】です。小林弁護士、検察庁のご出身で捜査のプロでもあられるかと思うんですけれども、この今日の会見の内容、報告書を見ておりますと、証拠として出てきたものが、去年の調査で出てきたものが、そもそも関西電力から提示されたものだけだったという、その範囲の狭さということが客観性を十分、信用性を至らしめるようなご説明になられてない部分の根幹かと思うんですけれども、そういう司法のプロの目として十分だとお考えになられていたのか、あらためてお伺いさせてください。 もう1つ、なぜこういうことを伺うかという中に、所感の中には結構、小林先生の、弁護士の本音といいますか、会社に対する叱責ないし期待というものが出ているかと思うんですが、率直にどういうふうにその辺りを判断されていらっしゃったのか、あらためて伺わせていただきたいんですけども。 小林:申し訳ありません、今の質問だとどういうふうにお答えしていいのかがちょっと分かりにくいんですけども。 関西テレビ:証拠が、範囲が狭いので、そういう結論にしかならざるを得なかったんじゃないかと率直に感じたんですが、いかがでしょうか。 小林:それは森山氏から直接聞いたら変わったんではないかということですか。 関西テレビ:例えばそういうことですよね。客観性がちょっと足りなかったんじゃないかとお考えでないでしょうか。 小林:ご評価の部分もあるかと思いますけど、私の受けた印象だとやり取りの関係は、この関電の方は誠実に答えられてたと思いますし、意図なり原資については確かによく分からない点がありますけども、少なくともやり取りと受け取ったという評価、完全にできるかどうかとかいう面を含めてであれば、この関電の方々の供述、しかも多数の供述ですから、それを併せ考えれば、相当程度は評価の対象にはしうる、事実関係は得られたんではないかと思います。もちろんまた今後、調査していただければ違った面が出てくるかもしれませんけども、それはこの調査の限界だったというふうに評価されるのかもしれません。 司会:ありがとうございます。じゃあこちらの方から。お2人で終わっていいですか、この列は。