関電が金品受領で再び会見 事後レク(全文4)持ち込む金品が常識外れ
概算額を教えてもらえるから高額品を渡し続けたのでは?
朝日新聞:朝日新聞、【ニシオ 05:05:23】です。2つ質問があるんですけれど、受け取っていたことは事実で、しかもそれは不適切であると。工事概算額等を示してたのも不適切であると。その工事概算額と受け取っていたことの関係なんですけれど、これを読むと、要は森山さんは自己顕示欲を満たすために渡し続けてたとあるんですけれど、それよりかは工事概算額を教えてもらえるから高額なものを渡し続けていたというふうにはならないものですかね。関係ないでしょうか。 小林:そういう性格、いや、私の認識ですから、ちょっと受けた印象も含めてですけども、つまりもともとM氏という関電で特別な地位を持ってる、大切にしなくてはいけない人物だという認識で皆さんが動いてる場面で、この工事の概算を知らせるというのは、このときに初めて始まったというような私は認識では聞いておりません。わりと以前からそういう特別待遇みたいなことはあったように感じました。ですから、こういうお金があろうとなかろうと、もともとそういうことを得られる。ただ、この方はわりとそういう形で、いつまで、何歳になろうと、そういう特別待遇を得られるという、これは受け取らされた人の印象を私は申し上げてる部分がありますけども、そういう維持を図りたいがためにこんな形を取られているように感じたというのは、それはありうるんだろうなとは私自身は評価しましたけども。 司会:よろしいですか。 朝日新聞:あともう1つが、ちょっとこの調査書には出てこないんですが、原子力部門に集中しているじゃないですか。この原子力部門特有の課題とか問題点とかっていうのは感じられなかったですかね。 小林:いや、それはどういう意味でですかね。 朝日新聞:どういう意味でというか、原子力部門に今回、巨額のお金を受け取ってる人が集中していると。 小林:それは、しかし森山氏が原子力関係で尽力したという半面ではないでしょうか。 朝日新聞:工事が大きいからとかでもなく。 小林:そういう意味合いよりは、この方は原子力部門でフィクサーというか、ものすごい尽力した人で、原子力部門の方が大切にしなくちゃいかんというふうに、そういうふうに、全体的には及んでますけども、特にそういう部門で力が強いと自分でも意識されてたんではないでしょうか。そこは私も、評価というか、想像部分もありますけども。 朝日新聞:分かりました。 司会:ありがとうございます。じゃあ隣の。