オーデマ ピゲの新作モデルを、生まれ変わったAPハウス ミラノとともにお披露目!
光の具合で色が変化する、視覚効果をもたらす独自の18K
既存のモデルにはなかった、淡いサンドベージュを浮かべるケースとブレスレットは、新開発した独自の18K製で、その名もサンドゴールド。ピンクゴールドに含まれる銀をロジウムに置き換えることで、より白さを増したのだとか。 しかも、光の当たり具合によっては、サンドベージュが消え去り、ホワイトゴールドのように見えることも。メゾン独自の新18Kは、思わぬ視覚効果を時計にもたらしました。含まれる銅の酸化をパラジウムが抑制し、色が変わりにくいのも魅力です。
柔らかな色味を浮かべるサンドゴールドの外装に、フレームを用いた多層構造による透明感と奥行き感たっぷりのフライング トゥールビヨン ムーブメントを搭載。 ムーブメントの各パーツを支えるフレームは、新たなガルバニック処理でケースと完璧に色合わせされています。 この新しいガルバニックカラーとの色の対比で、トゥールビヨンの精緻な動きが一層引き立ちます。
今年のCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、華やかな18Kピンクゴールドが主役
昨年、コレクション初のSSモデルによって新たなデザインコードがもたらされたCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲが、姿は変えぬまま18Kピンクゴールドで華やかにおめかししました。 無数のホールで構成された籠目模様が美しい“シグネチャー”と名付けられたダイヤルも継承。クロノグラフの深いグリーンダイヤルは、インデックスや針、各インダイヤルを囲うピンクゴールドとのコントラストが艶やか。 カラバリには、艶っぽいブラックダイヤルも。こちらは八角形のミドルケースにもブラックセラミックを採用しています。腕元で存在感を発揮する黒×金のコンビネーションです。
また、小ぶりな38mmケースにも新色を追加。色調が異なる2つのブルーで、こちらのサイズも18Kピンクゴールドケースで一層華やかに変身しました。 左はライトブルーに染め上げて爽やかな印象に。右は、初代ロイヤル オークのダイヤルカラーをPVDで再現した“ナイトブルー、クラウド50”というアイコニックな色合いです。CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲはパートナーとのシェアウォッチとしても最適なコレクションとして進化を遂げつつあるのです。
取材・文/高木教雄