同組で伸ばすオーベリとモリカワを横目に…松山英樹は今季初の予選落ち
◇米国&欧州ツアー共催◇ジェネシス スコットランドオープン 2日目(12日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70) 【画像】JT専用 スコッティキャメロンの特別パター 松山英樹が今季出場15試合目(予選カットのない大会を含む)でシーズン初の予選落ちとなった。4バーディ、1ボギーの「67」とスコアを伸ばしたが、通算75位でボーダーラインに1打及ばず。初日117位の出遅れが響いた。 気温も上がった好コンディションにあって、前半11番でセカンドをピンそば1m強に絡めてバーディ先行。60㎝につけた15番も獲ったが、同組で自身よりも長い距離を沈めてスコアを伸ばしていくルドビグ・オーベリ(スウェーデン)とコリン・モリカワを横目にグリーン上でもどかしいシーンも少なくなかった。
後半2番で唯一のボギーをたたいた直後、3番(パー5)でバウンスバック。さらに4番、5番と続けてラフからグリーンを捉えたものの、バーディにはつなげられない。最終9番(パー3)も4mを決められなかった。 トータル12アンダーで単独首位に浮上したオーベリ、9アンダー5位につけるモリカワとの3サムで伸ばし合いに加われず、2年ぶりの出場だった大会を2日間で終えた。2日目のパーオン失敗は4ホール。一方でスコア貢献度を示す「ストロークゲインド・パッティング」はこの日の「-1.591」(121位)を含め、2日間トータルで「-4.788」(150位)と足かせになった形だ。 次週は「全英オープン」。舞台となるスコットランド・ロイヤルトゥルーンでは2016年に予選落ちを喫している。仕切り直して今季メジャー最終戦に臨む。