愛称でクルマがわかればあなたは昭和世代です!「水中メガネ」「バリカン」「柿の種」…個性強めの11台、いくつ正解できる?
水中メガネ:ホンダ Z
夏が来~れば、思い出す~♪「水中メガネ」といえば、ホンダ「Z」。ZといえばフェアレディZだと思っている人が多いかもしれないが、リアウインドウの縁を太い樹脂で囲ったホンダZもインパクトのある1台。初代は1970年の登場で、1998年に2代目がミッドシップになって復活したが、「水中メガネ」の面影はなかった。
クジラ:トヨタ クラウン(4代目)
丸みを帯びたスピンドルシェイプの攻めたスタイリングを採用した4代目「クラウン」の愛称は「クジラ」。タクシーなどにも多く採用されていたが、クラウンの中では、セールス的に失敗したモデルといわれている。
モビーディック:ポルシェ 935 ターボ78
クジラといえば、モビーディックも! ポルシェが作ったグループ5の傑作レーシングカー「935」のうち、1978年にル・マンに投入された、ロングノーズ&ロングテール仕様の935は、そのスタイリングから「モビーディック」=「白鯨」と呼ばれた。ストレートスピードを稼ぐための空力処理で、ユーノディエールでは366km/hの最高速度を記録し、まさにモンスター級のパフォーマンスを誇った。
サメ:シトロエンDS
「クジラ」が出てきたので、「サメ」も紹介。シトロエン「DS」のイタリアでの愛称は「Squalo(スクアーロ)」、つまりサメを意味していた。
ハツカネズミ/ヨーグルト:フィアット500
ラテンだと、フィアット「500(チンクエチェント)」の愛称も有名だ。初代は、「トポリーノ」=ハツカネズミと呼ばれ、2代目はフランスだと「pot de yaourt」=ヨーグルト瓶のニックネームが付いていた。
ハコスカ/鉄仮面:日産 スカイライン
日産の「スカイライン」には、かつてそれぞれキャッチコピーがあったのだが、3代目「愛のスカイライン」は「ハコスカ」と呼ばれ、6代目(R30後期)は「鉄仮面」の通り名が有名。
ダルマ:トヨタ セリカ(初代)
最後は「ダルマ」。日本のスペシャルティカーのパイオニアだった、初代「セリカ」。丸みを帯びたボディと、跳ね上がったヒゲのように見えるフロントバンパーの形状から、禅宗の祖師、菩提達磨がモデルの縁起物を想起させ、「ダルマセリカ」と呼ばれるようになった。
藤田竜太(FUJITA Ryuta)