薬剤師に聞いた!顔や脚がパンパン…な「酷いむくみの解消方法」4選|美ST
3.むくみ解消のためにできること
むくみを引き起こす原因であるリンパの流れをよくするために、普段の生活にすぐに取り入れられる方法を5つ紹介します。
①偏食・暴飲暴食を控える
偏食や暴飲暴食は、むくみの原因のひとつです。栄養バランスのいい食生活を心がけましょう。 有害物質を体に溜め込まないために、おすすめの食材を紹介します。 ひとつ目は、有害物質の排出を促す食材。リンゴ、ごぼう、きのこ類、海藻類などがあります。 ふたつ目は、有害物質を包み込み体内で吸収されにくくする食材。長ネギ、タマネギ、にんにく、ニラなどが該当します。 3つ目は、有害物質を無毒化するのに役立つ食材。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、大根、にんにく、長ネギ、タマネギ、海藻類など。これらの食材にはミネラルのひとつであるセレニウムが多く含まれており、セレニウムには有害物質を無毒化する働きがあります。 尿や便による排泄を促して有害物質を排出するためには、これらの食材を積極的に摂ることに加え、しっかり水分補給をして、油分や塩分の多い食事を控えることが大切です。
②睡眠をしっかりとる
リンパの流れを良くしてむくみを予防するためには、睡眠をしっかりとりストレスをためないことが重要。リンパの流れには自律神経が関わっていて、副交感神経が優位になる必要があります。夜になると副交感神経が優位になり眠気を感じて睡眠に入っていきますが、ストレスがたまっていると、交感神経が刺激されて夜になっても副交感神経が優位にならず、リンパの流れが悪くなりむくみやすくなってしまいます。 睡眠時間を確保するだけでなく、睡眠前は部屋の電気を暗くしてスマホなどの電子機器を触らないなど、睡眠の質を上げるための習慣を取り入れてみてください。
③過労など、生活習慣の乱れを見直す
生活習慣の乱れはストレスの原因になります。ストレスがたまると自律神経が乱れリンパ循環が悪化しやすくなるので注意が必要です。湯船に浸かってリラックスしたり夜型の生活を見直してみたり、ストレスをためない生活習慣を意識していきましょう。