無神経な言動にモヤモヤ...「一緒にいると疲れる人」と距離を置く5つの方法
あなたの心を疲れさせる「要注意さん」別 対処法
一緒にいると疲れる人に対して、どのように対処すればいいのか、「依存タイプ」「モラハラタイプ」「マウントタイプ」「無神経タイプ」の4つに分けて、ご紹介します。 タイプ① 依存タイプ 依存する人は、依存できる相手を見極めています。正義感が強い人や、「自分が助けてあげなければ」「お世話してあげなければ」と思いがちな人は、依存されやすいので注意が必要です。 【対処法】「NO」をゆっくりと言う 一番大切なのは、相手のペースに巻き込まれないこと。相手はあなたの面倒見がいい性格や、見捨てることができない性分を見抜いて依存しているので、相手と同じペースでやり取りをしていると、距離を取ることができません。 断るときは、いったんその場を離れるなどして時間を置き、「それは私の役割ではありません」「私にはできません」などと落ち着いたトーンでゆっくりと伝えましょう。「少し冷たい人」と思われるくらいがちょうどいいです。 タイプ② モラハラタイプ モラハラタイプの人は、自分だけで自分を肯定することができないので、常に満たされない気持ちを抱えています。他者に対して「NOT OK」と言うことで自分を肯定し、心を満たそうとしているのです。 【対処法】言葉を自分の中に入れない 自分を否定する人の言葉を、自分の体の中に入れないことが何よりも大切です。自宅に来客があったとき、いきなり自分の寝室まで案内する人はいないでしょう。まずは玄関先で対応しますよね。これと同様に、相手の言葉には必ずチェック機能を働かせ、自分を否定する言葉はシャットアウトすること。「アドバイスの顔をしたダメ出し」もあるので、注意しましょう。 タイプ③ マウントタイプ マウントを取る人は、自分を認めてもらいたいという願望が強い人です。あなたより自分のほうが上だと顕示したいのは、あなたに対して劣等感を抱いているからかもしれません。 【対処法】漫才のように「つっこむ」 相手のマウントに対して反論すると、相手の劣等感が刺激されて、さらに状況が悪化することがあります。おすすめしたいのは、漫才のような「つっこみ」です。 「なんか上からですね!」「きついですね!」など、漫才師のつっこみを真似てみてください。「つっこみ」はハードルが高いという人は、「東大を卒業!?」「海外に!?」のように、相手の言葉をそのまま繰り返すといいでしょう。黙って聞いているのとは違って、立場を対等にする効果があります。 タイプ④ 無神経タイプ 無神経な人は基本的に悪気がないことが多く、自覚もないので、指摘しても変わりません。また、相手の気持ちを考えることもないので、こちらの言うことを真剣に聞こうともしないでしょう。 【対処法】「別の文化の人」と流す 無神経な人に対しては、「なんでそんなことをするんだろう」と、相手の言動について頭で分析しないことが大切です。分析している時点で、相手に巻き込まれています。 相手のことは、「別の文化の人間」と認識するといいでしょう。自分の常識や価値観だけを基準に考えるのではなく、「あの人はああいった文化で生きている。自分とは全然違う価値観を持った人」と割り切ることで、距離を取れるようになります。