無神経な言動にモヤモヤ...「一緒にいると疲れる人」と距離を置く5つの方法
2. 「ガットフィーリング」で判断する 「ガット」とは腸のこと。「ガットフィーリング」とは直訳すると「腸の感覚」ですが、いわゆる「腑に落ちるかどうか」ということです。 相手の言っていることが正しいか正しくないかを、頭で考えて判断しようとすると、間違えることが多いのです。そのため、頭ではなく体で判断することが大切。相手の言葉を受け入れるべきかどうかは、胸から上ではなく、へその下あたりや腸あたりの感覚で判断してみましょう。最初はよくわからないかもしれませんが、意識すればできるようになります。
3. 役割の範囲内で対応する 疲れる人間関係に共通しているのが、「いい関係を築きたい」「いい人でありたい」という思いから、自分の役割の範囲が無限に拡大していき、何でも受け入れなければならなくなっているところにあります。相手は受け入れてもらえるとわかると、さらに求めてくるでしょう。 「この人といると疲れるな」と感じたら、本来の自分の役割がなんであったかを思い出してください。たとえば仕事の同僚であれば、仕事に関係するときだけ。義母であれば、夫の母としてだけ。その範囲だけで対応することを徹底してみてください。
4. 相手の「偽ルール」に惑わされない 「常識でしょ」「これはルールだよ」と言いながら、じつはその人の個人的な感情を、ルールと称して押しつけているだけ、ということがよくあります。これを私は「偽ルール」と呼んでいます。 人は「常識」「ルール」などと言われると、「守らなければならない」という心理が働いてしまうもの。相手はその心理をうまく利用して、自分の言動を正しいことのように強弁しているのです。 2の「ガットフィーリング」を働かせながら社会の常識と照らし合わせ、本当に正しいのか、支配しようとしているだけなのかをチェックするように心がけましょう。
5. ダメ出しの言葉は受け流す 一緒にいて疲れる相手は、「You are NOT OK」と、あなたにダメ出しの言葉を伝えてくることが多いのではないでしょうか。「あなたはダメだから、私の言うことを聞きなさい」と因縁をつけてきているのです。「あなたの態度に傷ついた」「あなたのこういうところが、私を不機嫌にさせている」という言葉も、要注意です。 相手は自分が優位に立つために、もっともらしい言葉でダメ出しして、あなたを支配しようとしています。どんなに信頼する人であっても、あなたを侵害する筋合いはないので、ダメ出しの言葉はすべて聞き流しましょう。